韓国の関税庁の発表によると、胎児の体を粉末にして製造した「人肉カプセル」が中国から韓国へ大量に持込まれているとのことです。
漢方薬の原料は様々なものがありますし、中世のヨーロッパなどでもミイラを薬として用いていたそうですから、そういった流れが今も残っているということでしょうか。
江戸時代には日本にも輸入されていたとか・・・
そんな風に昔は「薬」であっても、現代日本の感覚では、「人肉カプセル」と、ウッ、ときてしまうものではあります。まあ、飲みたいとは思いませんね・・・・
カプセルから多剤耐性菌も検出されているということですから、薬効よりも毒、という方がふさわしい感じですね。
YOMIURI ONLINE
中国から「人肉カプセル」1.7万錠 韓国当局が摘発
韓国関税庁は6日、中国東北部から死産した胎児の体を粉末にして作った「人肉カプセル」が韓国に大量に持ち込まれている、と公表した。
関税庁によると、昨年8月以降、中国東北部の延吉や吉林などから届く国際郵便や飛行機などで訪韓する旅行者の携帯品から、医薬品を装った計1.7万錠の中身が不審なカプセル入り粉末を摘発。分析した結果、粉末には人体のDNAが含まれ、髪の毛やつめを裁断したとみられるものも含まれていたという。
担当官によれば、中国東北部の発送元をたどって調べた結果、胎児の体をガスレンジで乾燥させるなどして粉末にする製造現場も確認したという。一方、韓国内では主に重労働につく在韓中国人が「滋養強壮剤」として服用しているほか、末期がん患者が購入している事例もあった。
カプセルからは有害なスーパーバクテリア(多剤耐性菌)も検出されたとし、関税庁は旅行者の携帯品や国際郵便の通関手続きを強化する方針だ。(ソウル=中野晃)