ノルウェーの競泳選手で、同国初の競泳でのオリンピックメダリストになった、ダーレオーエン選手が合宿先で急死したとのニュースがありました。
昨年の世界選手権で優勝し、ロンドンオリンピックでは日本が誇る北島康介との対決も注目されていた優秀な選手。
26歳の若さで亡くなるというのは、これから活躍したであろうことを考えると残念の一言です。
心からご冥福をお祈りします。
YOMIURI ONLINE
ダーレオーエンさん急死、悲しみに包まれる母国
【ロンドン=佐藤昌宏】ノルウェーの競泳選手アレクサンデル・ダーレオーエンさん(26)が4月30日に合宿先で急死したことに、同国は深い悲しみに包まれている。
同選手は昨年7月、首都オスロなどで77人が死亡した連続テロ事件の3日後の世界選手権で優勝し、国民から英雄視されていた。
ダーレオーエン選手は選手権で優勝した後、「今こそ、国が一つになる時だ。早く普通の生活に戻ろう」と団結を呼びかけ、優勝をテロ犠牲者にささげた。
ノルウェーのストルテンベルグ首相は、同国の民放テレビに、「家族だけでなく、国民すべてにとって大きな喪失だ」とダーレオーエン選手の死を悼んだ。
ノルウェー南西部出身のダーレオーエン選手は、2008年北京五輪の競泳男子100メートル平泳ぎで銀メダルを獲得。競泳でメダルを取った同国初の選手となった。7月27日開幕のロンドン五輪では、北島康介選手の最大のライバルとみられていた。
(2012年5月2日10時50分 読売新聞)