サンマの寿命は2年とみられると、水産総合研究センターというところが結論を出したそうです。 サンマの寿命については、1年か2年かと議論が分れていたそうですが、17万匹を分析して2年という結論になったとのこと。
サンマといえば、秋の風物詩として、とても身近な魚ですが、やはりわからないことがあるのですねえ。 ウナギの産卵場についても同じですが、日頃親しみがあって、 特に意識しないような物事についても、人間が知らないこと・わからないことはまだまだあります。
ま、一般庶民にとっては、サンマの寿命よりも、脂の乗り具合や、値段の方が関心事ですね。
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サンマの寿命は2年だった 17万匹分析で判明
2006年10月13日11時02分
1年か2年か議論があったサンマの寿命は2年とみられると、 独立行政法人水産総合研究センターの東北区水産研究所八戸支所(青森県) が89〜00年に漁獲された約17万匹の分析から結論づけた。0歳魚の量を調べることで、 翌年の適正な漁獲量を割り出すことができそうだ。
魚の年齢は通常、耳石という器官の年輪で判定する。サンマの年輪は0〜2本だが、 水温などが違う広い海域を回遊するため、年輪数と年齢が同じかどうか疑われていた。最近の調査で、 冬にできるのが一般的な年輪が、サンマでは夏にもできることも分かってきた。
同支所の巣山哲・主任研究員らの分析の結果、水揚げされたサンマの数は毎年、 体長31センチ程度と27センチ程度に二つのピークがあり、二つのグループに分けられることが分かった。
小さいグループは耳石に年輪のあるサンマがほとんどいないことから、1歳未満と判断した。一方、 大きいグループは年輪が1〜2本あったが、年輪が2本のサンマも1本のものと大きさに差がなかったことから、 年輪が2本のサンマは、冬以外に余分な年輪ができた1歳魚と結論づけた。
巣山さんは「ロシアや台湾の漁獲が増え、サンマは国際的な資源管理が急務。研究を発展させ、 適正な漁獲量を探りたい」と言う。研究成果は8月、日本水産学会の英文誌に掲載された。