さて、先週末に見に行ったウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟の感想。
家族そろって見に行ったのはワーナーマイカルシネマズ茨木。
時間の都合で夕方から見れるのはこことシネリーブル梅田のみでしたが、いっぱいだったらどうしよう、
ということで客席の多い茨木を選択。
しかし、取越し苦労に終り、とっても空いていました(^^; 観客は30〜40人程度だったかと思います。
さすがに公開から2週間もすると落着いているのか、それとも上映時間が早い回はもっと混雑しているのか。
おかげでゆったりとした気分で見ることができました。
さて、感想はまだ見ていない人のために、追記に書きます。
・・・感想ですが、40周年ということでお祭り映画でした。正義の味方も悪役も豪華キャスト、 映画の舞台はなじみのある神戸で、 知っている風景がそこかしこに出てきて楽しかったですね。メッセージとしては「あきらめない」でしょうか。
娯楽作として楽しめる作品でしたが、 ジングウジ姉弟(母子かと思いましたが姉弟だった)のストーリーとのからみが物足りない点と、 ウルトラ兄弟たちの戦いに参加できず、さらには状況を知ることさえもできず、 カヤの外だったGUYSの扱いがやや残念だった点でしょうか。もっとも、 GUYSがカヤの外であったのは、 TVの24話とのからみがあってのことだったのかもしれません。
物語としてはタイトルにメビウスとあるものの、「ウルトラ兄弟とヤプールの因縁」 がメインとなる物語でしたね。20年前にUキラーザウルスを神戸沖に封印し、地球に留まっていたウルトラ兄弟。 そこにヤプールを復活させ、地球侵略を狙う宇宙人連合が現れる。
テンペラー星人がメビウスに挑戦、敗れるものの、その戦いからメビウスを分析し、
ザラブ星人がニセメビウスとなって神戸の町を破壊し、メビウスの心に攻め込んでくる。
ついでにザラブ星人がジングウジアヤを誘拐。私はなぜザラブ星人か、と思っていたのですが、変身能力を使いたかった、
ということなんですね。
ザラブ星人は逆上したメビウスに倒されるが、
今度はエネルギーを使い果したメビウスをガッツ星人とナックル星人が攻撃!メビウスはガッツ星人の捕縛光線に捕まり、氷?
の十字架にハリツケにされてしまいます。ウルトラセブンを彷彿とさせるシーンですが、能力を分析され、捕まってハリツケ、
というのはもう定番ですね(^^; でもどんでん返しの連続に目を離せない。
ここでメビウスの戦いを見ていたウルトラ兄弟は、メビウスを救うため、
残り少ないエネルギーで変身することを決意。エースが兄たちを説得するシーンがとても熱い!「あきらめない」
という映画のメッセージが伝わってきます。
かくして決意を固めたウルトラ兄弟が変身!
少ないエネルギーながらもメビウスの救出に成功します。しかし、
今度はウルトラ兄弟たちがそろってハリツケにされてしまいます。
宇宙人連合の真の狙いはウルトラ兄弟たちからエネルギーを奪い、闇のエネルギーに変換して封印を破壊し、
Uキラーザウルスとヤプールを復活させること。
これで終りか、
と思ったところに、再度メビウスが立上がり、ガッツ星人を撃破してウルトラ兄弟たちを救出。
しかしUキラーザウルスとヤプールの復活を許してしまいます。宇宙人連合で一人生き残ったナックル星人が
「これでお前たちも・・・」と勝利宣言している時に、復活したヤプールに殺されてしまいます!
実はヤプールが自身を復活させるために、宇宙人連合を逆に洗脳して利用していた、というまたまた大きなどんでん返しが・・
・ヤプールの邪悪さが良く出ています。
さて復活したUキラーザウルスは、封印前より遙かに巨大になった最終形態。
窮地に追込まれたウルトラ兄弟とメビウス・・・その時、ゾフィーとタロウが登場!
サコミズ隊長=ゾフィー説が非常に怪しくなったシーンでした。
ゾフィーとタロウはウルトラ兄弟たちとメビウスにエネルギーを分けて、Uキラーザウルスと戦闘開始。
映画では冒頭からCGを駆使した美しく迫力のある戦闘シーンが多々ありましたが、
ここで兄弟たちが次々に切断技を繰出すシーンが一番印象的でした。アイスラッガー、ウルトラブレスレット、八つ裂き光輪、
ウルトラギロチンと必殺技のオンパレード!
窮地に追込まれたヤプールですが、実はUキラーザウルスの鼻先には行方不明だったジングウジアヤが・・
・狡猾にも人質をとっていました。ラストボスにふさわしい計画性とずる賢さ。
最後のトドメとばかりに、
Uキラーザウルスが光線を放とうとした時、
ウルトラ兄弟たちのエネルギーを受取ったメビウスはメビウスインフィニティーとなり、ジングウジアヤを救出、
そして一撃でUキラーザウルスを倒してしまいました。ちょっとあっけなかったように思います。
ラストでは、 ジングウジアヤがミライ=メビウスであることに気づいたような意味ありげな終り方でしたが、また正体を知られたのか、 という感じでした(^^;
さてどんでん返しの連続だった本編の後、エンドロールですが、これが楽しい仕掛けがしてありました。 まさに40周年にふさわしい仕掛けでした。これは、劇場で見てのお楽しみですね。
この映画の後日の出来事として、TVの24話「復活のヤプール」に続いているわけですが、 TVと連続しているということは、 まだ地球に留まっているウルトラ兄弟がTVに出てくる可能性もあるということなのでしょうか。 そういったエピソードがあるのなら楽しみですね。