埼玉県川口市で、散歩に向う保育園児と保育士の列に乗用車が突っ込み、2名が死亡、 14名が重軽傷を負ったとのこと・・・・ニュースを聞くのも苦しくなるような、痛ましい事故が起きてしまいました。 これ以上死者が増えないよう祈っています。
事故を起こしたドライバーは脇見運転で、ブレーキを踏むのも遅れたとのこと。これは推測でしかありませんが、 まさか携帯でメールやウェブを見ていて脇見運転、という顛末では無いでしょうね・・・・
最近、渋滞している対向車線で、ドライバーが、 携帯でメールだかウェブだかをしているような姿を何度かみかけたので、ふとそんなことが頭をよぎりました。
asahi.com
園児らの列に車突っ込む 2児死亡、14人重軽傷 埼玉
2006年09月25日13時26分
25日午前9時55分ごろ、埼玉県川口市戸塚東2丁目の市道で、左端を歩いていた、 近くの小鳩保育園の園児と保育士38人の列に、ライトバンが突っ込んだ。保育士や園児計16人が、 川口市や越谷市内の病院に運ばれたが、県警や病院によると、3歳と4歳の女児2人が死亡したほか、園児、 保育士14人が重軽傷を負った。病院によると、14人のうち女児2人は重篤という。
武南署はライトバンを運転していた同県栗橋町南栗橋3丁目、運送業手伝い井沢英行容疑者(37) を業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕した。井沢容疑者は「脇見をしていた。都内から帰宅途中だった」 と供述しているという。
同保育園によると、事故に遭ったのは、0〜5歳の園児33人と保育士5人で、午前9時半ごろ、 同保育園を出発した。目撃者の話だと、園児と保育士が左端を2列で歩いていたところに、 背後からライトバンが斜めに突っ込んできたという。歩けない園児は、縦2メートル横1. 5メートルほどの移動用ベビーカーに乗せられ、ライトバンはベビーカーにぶつかった後、 歩いていた園児らを次々にはねたという。園児たちは血を流しながら泣き叫び、何人かはぐったりとしていたという。
事故を起こした車両は、前部のバンパーが落ちるなど破損していた。
現場の道路は、歩道と車道の区別のない幅6メートルの市道で、車2台がようやくすれ違えるほど。 園児らは普段から約100メートル離れた公園に出かけるため、毎日のように散歩に使う道だった。
現場は、JR東川口駅から南東方向に約1キロの住宅街。
小鳩保育園の関定夫理事長(57)は、保育園で「ぼうぜんとして何も言えない。保護者に申し訳ない」 と話した。
園児らは県内3カ所の病院に運ばれた。川口市の川口市立医療センターには園児5人と保育士1人、 同市の東川口病院には園児8人、越谷市の独協医科大学越谷病院には女児2人が搬送され手当てを受けている。
倒れ込み、泣き叫ぶ子どもたち 園児の列に車突っ込む
2006年09月25日12時44分
秋晴れののどかな住宅街。白い乗用車は先生に伴われた保育園児の列をなぎ倒すように、 背後から斜めに突っ込んだ。埼玉県川口市の事故現場。運転の井沢英行容疑者(37)は脇見運転だったという。
現場の道路は幅6メートル。園児らは保育園から約100メートル離れた公園に出かける途中だった。 普段からこの道を通っていたという。
午前10時前。園児と保育士計約40人は、長い列をなし道の左端を歩いていた。 子供たちは3〜5歳ぐらいが多く、年少の子どもたち数人は、散歩に出かける園児が乗る、縦2メートル横1. 5メートルほどの移動用のベビーカーに一緒に乗っていた。
現場付近に住む専門学校の女子学生(18)は犬の散歩中、 白い乗用車がこの列の後方から斜めに突っ込んでくる瞬間を目撃した。
乗用車はまず複数の園児が乗ったベビーカーにぶつかり、 次にベビーカーの前を歩いていた園児らを次々にはねた。
乗用車が止まった後、路上に散らばる形で倒れた子供たちは血を流しながら泣き叫び、 何人かはぐったりとしていたという。
現場近くで時計店を営む今井良雄さん(65)は、「ガシャッ」という大きな音を聞きつけて表に出た。 車2台がようやくすれ違えるほどの幅の路上に、仰向けやうつぶせになった子ども7〜8人と大人2〜3人が、 ぐったりとした状態で倒れていた。
白い乗用車は現場付近に止まっていた。バンパーが曲がっている。井沢容疑者も外に出ていた。 「すみません」。そわそわするばかりで放心状態だったという。警察官に「園児に気づかなかったのか」と問われ、 「気がついたけど、ブレーキが遅れた」と顔面蒼白(そうはく)で答えていたという。
丁度小学生が通学する時間に車を運転することが稀にありますが、歩道を歩いていても何時ふざけて飛び出しちゃうのか気になっちゃいます。
私も子供がいる狭い道で運転する時は特に気をつけています。やっぱり子供の動きは予測不可能ですし、事故になってしまっては取返しがつかない。
今回の脇見の原因はカセットをひっくり返そうとした、ということらしいのですが、きっといつもやっている調子でひっくり返そうとしたんでしょうね。