11月に日本で行われる日米野球で、MLB側が13回延長ルールや、 ピッチャーマウンドの硬さをMLB仕様にして欲しいなど、異例の要望をしてきたそうです。
いつになく勝負に対して真剣な姿勢、ということですが、 自国に有利なシステムや自国びいきの審判まで投入したにも関わらず、WBCで負けたのがよっぽど悔しかった、 ということでしょうね。まあ日本の実力を認めた、ということは日本にとっては喜ばしいことです。
全日本チームの監督は野村氏のようですが、「日本の強さとレベルの上がった野球を見せつけたい」と強気のコメント。 5戦するそうですが、まずは勝越して欲しいですねえ。
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YOMIURI ONLINE
日米野球2006、異例の十三回延長ルールで開催
11月に東京ドームなどで行われる「イオン日米野球2006」(読売新聞社など主催) が当初発表の九回引き分け制度ではなく、異例の延長戦(十三回まで)ルールで行われることが21日、 主催者から発表された。
“真剣勝負”をより追求するため、米大リーグ(MLB)側が要望してきたもので、 例年以上の熱い試合が期待できそうだ。
MLB側は試合方式以外にも、日米で違いがあると言われるマウンドの硬さについても要望。 投手の本来の力を発揮させるため、各球場のマウンドを米国仕様に硬く固めて試合を行う。
MLBとMLB選手会は今回の措置について、「WBCは、 世界中に日本野球のレベルの高さを知らしめた。我々は、全日本に挑戦することを楽しみにしており、 今大会が日米野球史上、最も競争的で魅力的な戦いになると期待している」との談話を発表。
全日本の野村克也監督(楽天)も「これまでに比べて、MLBの真剣味が非常に伝わってくる。 延長戦などの要望についても、 絶対に負けたくないというベースボール発祥の地である米国とMLBのプライドがひしひしと伝わってくる。ぜひ、 日本の強さとレベルの上がった野球を見せつけたい」とコメントした。
また、5試合のうち3試合を大リーグ選抜が後攻で行うこと、 両チームの選手登録人数を27人にすることも発表された。なお、11月2日に行われる親善試合の巨人―大リーグ選抜 (東京ドーム)は、延長戦を実施しない。
(2006年9月21日19時47分 読売新聞)