福岡での事故以来、毎日のように酒気帯び運転・飲酒運転告発記事が踊っていますが、 今度は朝日新聞記者が酒気帯び運転で検挙されたそうです。
朝日は何かと話題を提供してくれますね・・・朝日は飲酒運転告発報道に非常に熱心だと思いますが、 恥ずかしいことに自爆してしまいました。検挙された記者は、時間的に見てどうも二日酔いの状態で捕まったようなですが、 ちょっと不注意でしたねえ。
福岡の一件が、公務員が起した事故だったため、 これまでは公務員の飲酒運転に重点的に報道してきたように思いますが、 これからはマスコミ関係者の飲酒運転告発に熱心になるかもしれませんね。
さて、朝日の言う「厳正な処分」とは、一体どのような処分なのでしょう。「飲酒運転を無くすため」 の模範となるような処分をするのでしょうか。
asahi.com
本社記者が酒気帯び運転 甲府
2006年09月20日21時02分
山梨県警甲府署は20日、朝日新聞甲府総局の中川裕史記者(27)を道路交通法違反(酒気帯び運転) の疑いで検挙した、と発表した。現場で交通切符(赤切符)を交付されている。
調べでは、中川記者は19日午前1時40分ごろ、甲府市内の自宅近くで、 酒気帯びの状態で乗用車を運転した疑い。検問中の同署員が停止を求め、呼気検査をしたところ発覚した。社内調査に対し、 中川記者は非番だった17日夜から18日午前にかけて、飲食店や自宅などで焼酎やビールを飲んだ、と話している。 同署が発表する直前の20日午後になって初めて上司に検挙されたことを報告した。
中川記者は警察担当として一連の飲酒運転撲滅キャンペーンにも携わり、 同県身延町教育長が19日に酒気帯び運転で検挙された記事も書いていた。
朝日新聞社は20日付で、中川記者を取材現場からはずし、管理本部付とする人事異動を行った。 事実関係を確認した上で、速やかに厳正な処分をする。
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〈武内健二・東京本社編集局長の話〉 飲酒運転撲滅のキャンペーンに取り組んでいるさなか、 本社甲府総局の記者が酒気を帯びて車を運転し、山梨県警甲府署に検挙されました。 私たちは紙面を通じて飲酒運転による事故の悲惨さを伝え、運転する人に自覚を促してきました。 読者の皆さまの信頼を裏切る行為としか言いようがありません。深くおわびいたします。ただ、 飲酒運転をなくすための報道は続けなければなりません。私たち自身をさらに厳しく律し、 社会的責務を果たしていきたいと考えています。
次は毎日だな。
新聞関係よりも、TV関係の方が先に出てきそうな予感がします。
やはり身内のことは厳しくできない、ということでしょうか。
社会の中にお酒がある以上基準を明確にする事が必要で、その基準に基づいて考え、決定するのが法治国家と言う物です。
ここで、現在の基準は、明確な判定に基づいた物か、今一度検討して頂きたいと切に願う私であります。
ちなみに、現在の基準は警察により警察の都合(借金塗れの国庫に必要?)で作られた歪な物だと感じています。