長い間使ってきた事務所のPCですが、ついに昨今のソフトが要求する動作環境に耐えられなくなってきたので、思い切って新しいマシンに更新しました。
CPU Core-i5で、OSはWindows7 Pro 64bitと、以前に比べればとても快適なPC環境になったのですが、一つ困ったことが・・・・それは、最近のPCはパラレルポートが付いてない、ということ。
古いPCなら、パラレルポートはプリンタにつなぐためのポートとして標準装備されていましたが、最近はUSBに取って代られてしまいました。
これで困ったのは、仕事で使う各種計算ソフトにはハードキー(いわゆるドングル)が必要で、これがパラレルポート接続である、ということです。
対策は、USBキーに交換という手があるのですが、これだとPCがもう一台買えるぐらいに交換費用がかさみます・・・・そこで、パラレルインターフェイスを増設して、何とかドングルをそのまま使ってみることにしました。
手順は以下の感じ。
1.パラレルインターフェースボードを購入
使っているPCの仕様でPCI-Express対応のものが必要でした。「玄人志向」の1P-LPPCleを買いました。3300円ほど。
2.ボードを取付け、付属のドライバをインストール
ボードをPCに取付けて、windowsを起動、付属のドライバをインストールします。
英語のインストールマニュアルがついていて、「PCISetup.exe」を実行しろ、と書いてありましたが、実際にはそんなファイルは見当らず(汗)、「Stnsetup.exe」を実行しなければいけません。
3.パラレルポートの動作確認
ドライバをインストール後、PCを再起動して、コントロールパネル−システム−デバイスマネージャで、「ポート」にパラレルポートがあればインストール成功。
私のPCでは「PCIe to Multi Mode Parallel Port(LPT1)」となっています。
4.プロテクトドライバのインストール
これは、ネットで最新のものを探してインストールするのが良いようです。
私の場合はSentinel system driverが必要だったので、以下のURLよりドライバをダウンロードしてインストールしました。
http://www.safenet-inc.com/support-downloads/sentinel-drivers/
5.ソフト起動の確認
ここまでの作業をして、計算ソフトを起動してみたところ、無事にドングルが認識されて、ソフトを使うことができました。
パラレルインターフェイスボードの箱に、『ソフトウェア等の認証キー(ハードウェアドングル)は動作いたしません』と注意書がありましたが、実際に試してみたらうまく行きました。
全てのプロテクトでうまくゆくとは限りませんが、成功する可能性はあるということですね。
25pinのパラレルポートでCADソフトを動かしていたPCが壊れ、新しいのに別注で25pinのパラレルポート付けたけど。
プロテクターの接続以上のエラーが出て使えません
ハードウェアドンクル(認証キー)でいろいろ探して。ここにたどり着き、Sentinel System Driver 7.5.8.zipをインストールしたら動きました。感動しました。ありがとうございます。
拙記事が参考になって良かったです。
今や、USBキーとか、キーを無くしてネットで認証とかになっていますが、パラレルポートのドングルを使いたい、というニーズはまだ結構あるようです。
NECの直販サイトでパラレルとWIFIを確認して買ったはずなのについてなく大あわてでした。
http://www.necdirect.jp/navigate/direct/tmd/bpc/134q/mate/spec/ml.html
この機種でできるように祈っててください
ドングルが無事に使えるようになるよう、祈っております
(-人-)
上の皆さんと同じくPCの入れ替えたらパラレルポートが無くて愕然としてました。
PCIパラレルポートを増設したけどドングルを認識せず
涙目でネット検索してこのページに辿り着きました。
結果はSentinel System Driverのお蔭で見事に認識してくれました。
本当に助かりました!ありがとう御座います!!
コメントありがとうございます。
古い記事ですが、お役に立ったようで何よりです(^^)