「ひらパー」こと「ひらかたパーク」にホテルや映画館などを併設し、 複合施設として再開発する構想が明らかになったそうです。TSUTAYAの創業者が枚方出身というのは初めて知りました。
USJ開園以後、古くからの遊園地が閉園し、現在USJ以外で、大阪近郊の遊園地といえば、 ひらパーとエキスポランドぐらい。ひらパーはがんばっていると思いますが、有名な菊人形も昨年で終り、 このままではじりじりと後退、という状況なのでしょうね。
ウチの場合は、遊園地のアトラクションを楽しめるほどには子供たちが大きくなっていないので、 まだしばらくは遊園地に行くことは無いと思っています。しかし、遊園地がUSJだけ、という状況は寂しいので、 ひらパーやエキスポランドにがんばってもらい、選択肢が残っている方が良いですね。
asahi.com
遊園地「ひらかたパーク」再開発構想が浮上 大阪・枚方
2006年08月18日02時05分
京阪電気鉄道が、遊園地「ひらかたパーク」(大阪府枚方市) にホテルや映画館などを併設して、新しい複合施設に衣替えする構想が明らかになった。 私鉄各社が沿線で開業した遊園地は入園者の減少で次々と姿を消しているが、京阪は宿泊・ 娯楽施設の追加で同パークの集客力が向上するとみており、既存施設をいかしつつ遊園地を再開発する方針だ。
京阪と地元関係者で「遊園都市」をコンセプトにした再開発構想の検討を開始。 既存の遊園施設は基本的に残し、周辺部にホテルやレストラン街、映画館のあるショッピングモール、 住宅などを造る案が有力で、計画が固まり次第、出資者やテナントを募る。
再開発構想には、枚方市出身でレンタルビデオ店「TSUTAYA」を全国展開するカルチュア・ コンビニエンス・クラブ(CCC)創業者の増田宗昭社長も協力する。増田氏は本やレコード、 ビデオなどを扱う店を83年、同市内に開業。全国1280店の一大チェーンに育てた。
同パークは約15万9000平方メートルの敷地にジェットコースターや観覧車、プールなどを備える。 大規模改装した96年度は150万2000人を集めたが、少子化に加えて01年開業のテーマパーク「ユニバーサル・ スタジオ・ジャパン」(大阪市)にも客を奪われ、最近は年間120万人前後で推移。秋恒例の「ひらかた大菊人形」 も昨年で打ち切り、てこ入れ策が必要になった。
私鉄各社は乗客を増やす狙いから、沿線で遊園地を経営してきた。しかし、 少子化やテーマパークと比べて施設が見劣りすることから入園者は減少。阪神電気鉄道の阪神パーク(兵庫県西宮市)や、 阪急ホールディングスの宝塚ファミリーランド(同県宝塚市)、近畿日本鉄道のあやめ池遊園地(奈良市) などが閉園に追い込まれている。