島田紳助が、暴力団幹部と親しくつきあっていたとのことで、昨晩会見を開き芸能界を引退。
会見を開いて今夜限り引退、というのはあまりにも唐突。しかし、表に出ないところで既にいろいろと物事が進行していたかもしれず、そのあたりのことは一般人にはわからない事情があるのでしょう。引退せざるを得ない何かがあるのでしょう。
島田紳助は、司会者で人気はありましたが、個人的には数年前に食傷気味になってそれ以来ほとんど出演番組を見ることもありませんでした。唐突な引退には驚きましたが、かといってあまり残念、という感情も湧かず、急な引退だな、という印象だけが残る感じです。
TV局を始め、関係者は大慌てでしょうが、これが落ち着いたら次の世代が出てくる機会が増えるのでしょうね。
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島田紳助さん、芸能界引退 暴力団関係者と交際
多くのバラエティー番組で司会をしているタレント島田紳助さん(本名=長谷川公彦、55歳)が23日夜、芸能界からの引退を表明した。島田さんと、本人が所属する「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」の水谷暢宏社長が東京都内で記者会見を開き、島田さんが暴力団関係者と親交があったことを明らかにした。
同社によると、島田さんは2005年6月ごろから07年6月ごろまでの間、暴力団関係者との間に一定の親密さをうかがわせる携帯メールのやりとりがあった。今年8月中旬、外部からの情報提供に基づき、内部調査をしていたという。
同社は「社会的影響力の高いテレビ等に出演しているタレントとしては許されない」「社としては厳しい態度で臨むべきだ」と判断。本人に事実確認をしたところ、弁解せずに事実を認め、自ら引退したいと申し出たという。
島田さんは記者会見で、この暴力団関係者と十数年前に知人を介して知り合ったと説明した。当時、島田さんは「芸能界を去ろう」と考えるほどのトラブルを抱え、その解決を知人に依頼したところ、結果的に暴力団関係者が解決してくれたという。その後も付き合いは続き、6年前には「お二人がいるから心強い」というメールを送ったこともあったという。
島田さんは「(暴力団関係者に)直接会ったのは4、5回。でも会社には『業界のルール、芸能界のモラルとしてはダメだ』と言われた。後輩に示しがつかないので、いちばん重い処罰を自分に科した」と話した。ただ、「僕の中ではセーフだと思っていた」とも言い、時折涙を浮かべた。