畠山鈴香容疑者は、豪憲君に対する殺人罪・死体遺棄罪に加え、彩香ちゃんの殺人罪で追起訴されました。
後は裁判となり、捜査活動は実質的に終結ということらしいですが・・・・容疑者の供述がコロコロと変り、 全く信憑性が無く、殺害の動機や状況が全くはっきりしていないと思います。
このままでは裁判が長期化し、事実がはっきりしないまま、忘れられた頃に判決が下されて事件が決着、 という結末を迎えるような気がしてなりません。
もしかすると、鈴香容疑者もこのような結末を意図しているのか?被害者は生返りませんが、せめて、明らかな・ 確かな事実が裁判で解明されることを望みます。
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畠山鈴香容疑者を殺人罪で追起訴 捜査は実質的に終結
2006年08月09日14時27分
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、秋田地検は9日、無職畠山鈴香容疑者(33)を、長女彩香さん (当時9)への殺人罪で追起訴した。自分の娘だけでなく、 近所の子どもにまで手をかけたとされたことで全国的に注目された事件の捜査はこれで実質的に終結する。 畠山容疑者の言動には不可解な面が多く、責任能力の有無が公判の争点となる可能性がある。
調べによると、畠山容疑者は4月9日午後6時45分ごろ、同町の大沢橋の欄干に、 彩香さんを抱え上げて乗せ、後ろから手で突き落とし、約8メートル下の川に転落させて、水死させたとされる。
畠山容疑者は5月17日午後3時半ごろ、同町の自宅玄関で、近くに住む米山豪憲君(7) の首を着物の腰ひもで絞めて殺害。午後4時すぎに、 自宅から約10キロ離れた能代市二ツ井町の米代川岸に遺棄したとして、殺人と死体遺棄の罪で既に起訴されている。
秋田地検は簡易鑑定の結果などから、畠山容疑者には、自己中心性などの性格的な偏りがみられるものの、 責任能力には問題が無いとみている。一方、弁護士側はこれまでの会見で、「精神鑑定を求めることも検討する」 と話している。
県警は彩香さんの水死体が見つかった際、実質的に「事故死」と判断しており、豪憲君の父勝弘さん (40)は「きちんと捜査していれば豪憲の事件はなかった」と初動捜査について質問状を出している。 捜査本部は結果的に豪憲君事件が発生した問題について、検証することにしている。