王監督が退院されました。おめでとうございます。手術から16日、というのは早いですね。胃を全摘出したとはいえ、 大きな開腹手術ではなかったので、順調に回復されたのでしょう。
現場復帰に意欲を燃やされているようですが、やはりまずは体調を第一にしてご自愛下さい。
asahi.com
退院の王監督「勝利の喜び、負ける悔しさ味わいたい」
2006年08月02日10時55分
胃がんによる緊急入院から27日、手術から16日。プロ野球ソフトバンクの王貞治監督(66)が2日、 元気な姿で戻ってきた。この日午前、東京都内の慶応大学病院を退院。「一日も早くチームに戻り、勝利の喜び、 負ける悔しさを味わいたい」。記者会見で、しっかりした口調で語った。
白いシャツに淡いグレーのジャケット。王監督はゆっくりした足取りで、会見場に登場した。 入院前よりほおがこけ、大きい目もややくぼんで見える。本人によると、体重は現在74キロ。入院時より8、 9キロ減ったという。それでも、集まった報道陣をゆっくりと見回すまなざしは入院前と変わらず穏やかで、力強い。
胃をすべて摘出したが、「おかげさまで経過がよく、食事の時以外は胃がないという意識はない」という。 「ただ、食べる時はどうしても、ね。テレビで料理番組などを見て、『よし、元気になって食べに行くぞ』と思った」と、 報道陣の笑いを誘った。
気配りの人らしく、冒頭では「たくさんの人に集まっていただき恐縮しています」とあいさつ。 「ファンの皆様からの熱烈な声援に支えられた」「万全の態勢で手術をしていただいた」と感謝の言葉をつないだ。
現場復帰の時期については「私には野球しかない。8月いっぱいは体力回復に努めるが、(今秋の) 最後にトップでゴールする時には福岡に帰りたい」と語った。
主治医の北島政樹・慶応大学教授は「模範的な患者だった。経過はとても良好です」と話した。