守口市付近で水道用に採取した淀川の水から、ごく微量ですが放射性セシウムが検出されたそうです。
浄化処理後の水道水からは検出されておらず、また検出量も厚労省の制限値の35万分の1ぐらいだそうで、確かにごく微量ですね。
水道水からは検出されていないので、さしあたって問題はありませんが、福島原発事故の影響が西日本にも及んでいると言うことですね。淀川の水と言うことは、遡っていけば琵琶湖ですから、こちらの方も影響が及んでいると言うことなのでしょう。
放射性物質の放出はまだ続いていますから、今後の状況変化に注意です。
YOMIURI ONLINE
【大阪】淀川の水からセシウム、134は初
大阪府は21日、守口市の淀川で採取した水道用水からごく微量の放射性セシウム134と同137を検出したと発表した。
福島第一原発事故の影響とみられるが、浄化処理後の水道水からは検出されておらず、飲用などに問題はないという。
府によると、府内の水道用水から放射性セシウム134が検出されたのは初。同137も1989年以降は検出されていなかった。厚生労働省が定める飲食物の摂取制限に関する指標値では、放射性セシウムは1リットルあたり200ベクレルとされており、今回の検出量は、その35万分の1以下という。
また、府は3月18日以降、浄化処理後の水道水の調査を毎日、実施しているが、放射性セシウムは一度も検出されていないという。
(2011年7月22日 読売新聞)