魁皇関が引退を表明したそうです。
先日、通算最多勝の記録を更新し、通算1047勝まできましたが、「全然思っていた相撲がとれない」と本人が限界を意識したようです。
23年間現役を続け、近頃は満身創痍という状態でとりつづけていたとのこと。もう少し続けて欲しかったとも思いますが、記録更新が一つの節目だったのかもしれませんね。
長い間、お疲れ様でした。
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魁皇が引退 最多1047勝 「思った相撲取れない」
大相撲の東大関魁皇(38)=本名古賀博之、福岡県出身、友綱部屋=が名古屋場所10日目の19日、現役引退を決めた。師匠の友綱親方(元関脇魁輝)が明らかにした。20日に日本相撲協会に引退届を提出する。引退後は、年寄「浅香山」を襲名、部屋付きの親方として後進の指導にあたる。
魁皇は、7敗目を喫した19日の取組後、名古屋市内の友綱部屋で友綱親方に引退の意向を伝えた。親方は「よくここまで頑張ってきた」とねぎらったという。取組後の支度部屋では「全然思っていた相撲が取れない。攻める気持ちが足りなくなった」と述べた。
今場所は4日目に元横綱千代の富士(現九重親方)の持つ史上最多の通算1045勝に並び、翌5日目に新記録を樹立。1047勝(699敗、158休)まで伸ばしたが、腰痛に苦しみ、黒星が先行していた。