厚生労働省の男性職員が、臨時職員だった30代の女性にヒゲを抜かせたり、男性の誤解から、 女性を応接室に呼出して大声で文句を言ったそうです。これをセクハラだとして起した裁判で、 男性と国に慰謝料を支払う判決が出たそうです。
誤解して文句を言ったのはともかくとして、女性にヒゲを抜かせる、
というのがよくわかりませんf(^^; のびて邪魔ならば自分で抜けばいいだろうし、シチュエーションがわかりませんが、
わざわざ女性に抜かせる、というのであれば、やっぱり訴えられた男性の嗜好ではないでしょうか。
ですが、女性にしたら、そういうことを言われると断れないものなのだろうか?とも思いますね。
職場の雰囲気で断れないとか、男性の態度が脅迫的だったとか、何か理由があるのでしょうか。
問題が厚生労働省内部で起きている、というところが何とも。
asahi.com
女性にヒゲ抜かせた職員に賠償命令 厚労省セクハラ訴訟
2006年07月26日20時53分
東京地裁は26日、厚生労働省職業安定局の30代の男性職員と国に対し、 同局の臨時職員だった30代の女性に慰謝料など55万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。男性は、 女性にヒゲを抜かせるなどしており、女性が「セクシュアル・ハラスメントを受けた」として、 計500万円の損害賠償を求めていた。片野正樹裁判官は「体への接触を求めており違法だ」と述べた。
判決によると、男性は職場で、拒絶されたにもかかわらず女性に伸びたヒゲを抜かせていた。また、 女性が「忙しい時期に休暇をとった」と職場で触れ回っていると思い、 女性を応接室に呼び出して大声で不満や非難の言葉を浴びせた。この二つの行為が違法と判断された。
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〈厚労省職業安定局の話〉 厳しい判決と受け止めている。 控訴するかどうかは判決を十分検討したうえで決めたい。
そういうおかしな事が少しでも可能な職場、どんなところなんでしょうねぇ。ちなみに社会保険庁の地方事務所に随分前に行ったことがありますが、ドヨ〜〜〜ンとした独特の空気が流れてましたね、というか空気も止まってたか。
抜かせる方はやっぱりMなんでしょうねえ・・・そうか、抜く方がSだったらセクハラにはならなかったのか?(^^;