国の発表によると、全国の海水浴場135ヶ所で放射性物質の検査を行ったところ、福島県いわき市の1ヶ所を除いて検出限界値以下だったそうです。
とりあえずは泳いでも良し、ということのようですが、今年はもちろんのこと、将来にわたって継続的にモニターしていかないとダメですね。
空気、海、土、水、食物など、同様で、継続的に放射性物質の影響をモニターしていかないといけませんね。そうしながら研究していくことで、人体への放射能の影響がより深くわかり、環境基準の決め方もより合理的なものになっていくのでしょう。
放射能漏れ事故に対する対策や影響などについて、これからさまざまな技術やノウハウが日本に蓄積され、その分野でも「世界一」になれるのではないでしょうか。
例え「世界一」を誇っても、活用される事がない方が良い技術ですが。
asahi.com
海水浴場全国134カ所、放射能検出せず
2011年6月23日16時30分
枝野幸男官房長官は23日午後の記者会見で、同日時点で全国134カ所の海水浴場で放射性物質が検出限界値以下だったとして、「泳いでも健康に影響はない」と発表した。環境省が全国135カ所を調査した結果、福島県いわき市の勿来(なこそ)海水浴場を除く134カ所で検出限界値以下だった。同海水浴場も泳いでも健康に影響はないレベルだったというが、今年度は海水浴場開設を予定していないという。