愛媛県の石鎚山系で、お遍路さんの体験を執筆するために取材中のフリーライターが遭難し、一昼夜ぶりに救助されたそうです。ケガはなかったが、衰弱しているとのこと。
救出されたのは良かったですね。ただ、保護されるまで、携帯電話の電池がある間は「ツイッター」で遭難状況をツイートしていたとか。
保護されたときに「山を甘くみていた」と話していたそうです・・・切迫した状況では無かったのかも知れませんが、ツイートしていたぐらいですから、確かに精神的余裕はかなりあったように思えます。
実際「遭難」という状況におかれた場合、連絡をとりたい相手の優先順位が人それぞれにあると思いますが、私の場合「ツイッター」は相当低い、というかツイートしようとは思わないでしょう。
このツイートしていたというフリーライターの方は、私などとは発想が違うのか、それともプロ意識の一端が出てきたのでしょうか。
YOMIUIRI ONLINE
遭難中ツイッター…遍路の女性ライター無事救助
愛媛県警西条西署は30日、石鎚山系で歩き遍路中に遭難したフリーライター森知子さん(38)(東京都練馬区)を、西条市小松町の山中で保護したと発表した。森さんにけがはなかったが、衰弱状態で病院に搬送された。
同署によると、森さんは29日午前9時頃、第六十番札所・横峰寺を目指し、町内の民宿を出発。約3時間後に道に迷い、同寺を通じて119番した。
台風2号の影響で当時、市内では15ミリの時間雨量を観測。山中は濃霧で足元さえ見にくい天候だった。
同署員らが捜索にあたり、30日午前9時20分頃、県警ヘリコプターが同寺の北約4・2キロの山道で手を振る森さんを発見した。
森さんは遍路体験を執筆するため取材中。雨がっぱにTシャツ姿でうずくまり、おにぎり1個とあめ数個で、一昼夜の空腹をしのいだという。また、携帯電話の電池が切れるまで、簡易投稿サイト・ツイッターで遭難状況を発信。同署員に「山を甘くみていた」と話したという。
(2011年5月31日10時22分 読売新聞)




本当に、結構危険な状態だったような気もします。助かったからまだ、笑い話で済むのかもしれませんが、ここで死に至る遭難者は、決して少なくないだろうと思わせる一件でございました。なお、拙僧もTwitterは使わないと思います。
携帯電話が使えたということは、本当の深い山奥ではなかったように思いますが、それでも命の危険があったかもしれませんね。
携帯電話の電池を使い切ってしまうというのも、精神的余裕の現れなのかもしれません。