中田英寿が引退表明。お疲れ様でした。29歳はまだ若いかもしれないが、 本人が決断したことだから仕方がないでしょう。
サッカーから引退したからと言って、これで隠居、というわけではない。これからは何をしていくのだろうか。
asahi.com
サッカー日本代表、中田英寿選手が現役引退へ
2006年07月03日22時09分
サッカーの日本代表、中田英寿選手(29)は3日、 現役を引退することを自身のホームページで発表した。昨年12月、マネジメント事務所と話し合って引退を決めていたが、 ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で1次リーグ最終戦のブラジル戦(6月22日)で日本の敗退が決まったあと、 移籍や契約を扱う代理人やマネジメント事務所と本人が話し合って最終的な意志を確認し、引退が決まった。
中田選手はホームページ上で 「半年ほど前からこのドイツW杯を最後に約10年間過ごしたプロサッカー界から引退しようと決めていた。 何か特別な出来事があったからではない。その理由もひとつではない」と語った。ホームページ上の映像でも、 自ら引退について語った。12月以降、代理人やマネジメント事務所側は現役続行を望んだが、 本人の意志が固かったという。
中田は95年にJリーグのベルマーレ平塚(現湘南)に入り、98年夏にイタリア1部(セリエA) のペルージャに移籍。その後、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティナと計5クラブで7季、イタリアでプレーし、 今季は1年間の期限付きでイングランドのボルトンでプレーした。
日本代表では、97年5月の韓国との親善試合でデビュー。加茂周、岡田武史、フィリップ・トルシエ、 ジーコと4監督の下で77試合に出場し、11得点。98年フランス大会から3大会連続でW杯に出場し、 02年日韓大会では1得点した。日本のW杯10試合のすべてに出場した唯一の選手でもある。 自身のウェブサイトなどを使って、ファンにメッセージを送る手法が幅広い層に支持された。
昨年12月に英・マンチェスターで中田と話し合ったマネジメント事務所の次原悦子社長は、 「本人の気持ちが変わらなければ、W杯終了後に現役を引退することになる」と語っていた。既に、 01年ごろから現役生活の区切りについて、話し合っていたという。