わりと最近に、関東の方で同じような事件があったと記憶していますが、自宅に放火、 というのはどんな事情があったのでしょう。結果的に放火、殺人となってしまいましたが・・・
マスコミは何かをつかんでいたのか、それとも何かショッキングなものを嗅ぎつけていたのか、 この事件の報道に力を入れていたように思います。秋田の事件に代って、 これからのワイドショーネタにしようというのでしょうか。
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不明の長男保護、放火関与認める 奈良医師宅火災
2006年06月22日13時39分
奈良県田原本町の医師吉川元祥(もとよし)さん(47)方が20日早朝に全焼し、 母子3人が死亡した火事で、所在が不明になっていた私立高校1年の長男(16)が22日午前、京都市内で発見され、 京都府警に保護された。奈良県警が捜査員を派遣し、長男から出火時の行動について聴いたところ、「自宅に火をつけた」 などと話しているという。長男は火事の前日の19日夜から行方が分からなくなっていた。
調べでは、午前7時45分ごろ、京都市左京区の住民から「居間に男がいて、逃げた」 と110番通報があり、駆けつけた下鴨署員が近くの路上で自転車に乗った少年を発見。 所在不明の長男だと判明したという。
発見時、赤の半袖Tシャツと黒の短パン姿だった。吉川さんが服装や顔の特徴などを聞き、 長男だと確認した。目立った外傷はないという。
火事は20日午前5時17分ごろ発生、木造2階建て住宅延べ約200平方メートルが全焼し、 一酸化炭素中毒で妻の民香(みんか)さん(38)、次男の祥貴君(7)、長女の優民ちゃん(5)が死亡した。 火元とみられる台所付近などに油のにおいが残っていることなどから、県警は、 何者かが灯油などの油類をまいて放火したとみて調べていた。
県警などによると、長男は19日登校し、剣道部の練習を終え、 午後6時45分ごろ同級生の男子生徒と最寄り駅で別れた。同日午後8時55分、 奈良県大和郡山市内の英会話学校で授業を終え、駅に向かったのを最後に目撃が途絶えていた。
長男は高校進学後、ふだん田原本町内の祖父母宅で寝泊まりしていたが、この日は帰らないままだった。 長男の自転車は焼けた自宅に残されており、携帯電話はつながらない状態が続いていた。 県警は家出人として全国の警察に協力を求めるとともに、近隣の公園や駅などを捜していた。