2011年02月04日

現行IPアドレス 枯渇間近

 ネットで使われている現行のIPアドレス「IPv4」が枯渇間近だそうです。国際管理団体の在庫が無くなり、 さらにいろいろな事業者へ分配され尽くすと、新しいIPアドレスは無くなる、ということみたいです。

 

 無くなりましたよ、と言われても一般庶民のネット利用に、すぐに影響が出るわけでもないらしく、 ピンと来ないところもありますが、新しいIPアドレス「IPv6」というものを使っていかなければならなくなるようです。

 そうなると、そのうちIPv6に対応したソフトやら周辺機器やらが無いと困る時期がくるのでしょう。 それが必要であれば古いものからの買い換えも仕方がないところですが、同時に詐欺的商法の格好のネタになるな、と思います。

 

asahi.com
IPアドレス「使い切った」 国際管理団体が最終分配

2011年2月4日9時16分

 【ワシントン=勝田敏彦】インターネットの土台「IPアドレス」の国際管理団体ICANN(米カリフォルニア州) は3日、世界に五つある地域管理団体に、現行のIPアドレス「IPv4」の最後の国際的在庫を分配した。 これで現行アドレスは正式に在庫切れとなり、アドレスの数がほぼ無尽蔵の次世代アドレス「IPv6」 への移行が急がれることになる。

 フロリダ州マイアミで開かれた記者会見で、ICANNのロッド・ベックストロム最高経営責任者(CEO)は 「43億のアドレスを今朝、完全に使い切った。今日はインターネットの歴史の中で最も大切な日の一つだ」と述べた。

 今後、地域管理団体が各国の管理団体を通じて事業者などへの再分配を終えると、 1981年に規格化されたv4は完全に枯渇する。ただ、今後も引き続き使えるため、一般の利用者には直ちに影響は出ない。 v6への移行が遅れると、ウェブサイトへの接続ができなくなるといったトラブルも予想される。

 

タグ:IPv4 IPv6
posted by いさた at 12:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 思い事(気になる) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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