メールで被害者の写真を送りつけるなど、世間を大騒ぎさせた事件の第8回公判が本日開かれました。思えば、今、 頻繁に起きている子供を狙った犯罪の認知度を大きく高めた事件だったように思います。
被告は、いわゆる夢枕に立たれたから早く捕まりたいとか、早く死にたいとか言っているそうです。 早く死んで楽になりたい、と都合の良いことを言っているようですが、ムシが良すぎますね。
こういうヤツは死刑になぞしないで「生き地獄」に落してやるのが相当かと思いますが・・・・ 日本の刑法では無理ですね。
毎日インタラクティブ
奈良女児殺害:小林被告「早く死にたかった…」
8回公判
奈良市の小1女児誘拐殺害事件で、わいせつ目的誘拐、殺人などの罪に問われた元新聞販売所従業員、 小林薫被告(37)の第8回公判が25日午前、奈良地裁(奥田哲也裁判長)で始まった。 午後には女児の両親が初めて法廷で意見陳述する予定。娘を突然奪われた悲しみや、 小林被告に対する処罰感情などを話すとみられる。
午前10時に開廷し、被告人質問があった。小林被告は弁護人の質問に、「被害者が出てくる夢を見た。 早く逮捕されたいという気持ちだった」と答えた。「早く死にたかった。自首すると刑が軽くなると思った (のでしなかった)」と語った。
「突然、娘を失った両親の気持ちがわかるか」と問われると「はい」と答えたが、「どんなつらさか」 などとの問いには、「どう表現していいか分からない」「言いたくない」と繰り返した。
弁護人が「死刑になりたいのは、命で罪を償うしかないからか」と聞くと、「そうです」と答えた。
一方、検察側から、警察署に連行された直後に捜査員に「やっていない」 と言ったことについて聞かれると、「心証を悪くしようと考えたから」などと話した。【高瀬浩平、青木絵美】
毎日新聞 2006年5月25日 13時43分 (最終更新時間 5月25日 13時59分)