三重県で「メガマウス」という珍しい魚が定置網にかかり、網の中で生きたまま泳いでいるそうです。
メガマウスというのは国内では12例しか確認されておらず、しかも死んだ状態で見つかるため、 生態など謎が多いそうです。今回の生きたままというのは非常に珍しいようです。全長は5mでかなり大きいと思いますが、 この種類のサイズとして大きいのか小さいのかはわからないですね。
専門家が確認し、国内のどこかの水族館に引き取られる予定のようです。 飼育に成功したら謎もいくらかは解明されるでしょうし、非常に画期的ですね。でも、例がないことでもあり、非常に難しそうです。
検索すると「メガマウス」は名が表すように口がデカいサメのような魚ですね。深海魚的な、 ちょっとグロテスクな感じもします。
もし水族館で生き長らえて、展示されたら泳ぐ姿を見てみたいと思いますが、うーん、ちょっと怖いかも。
YOMIURI ONLINE
メガマウス生け捕り?体長5mの巨大魚が網に
三重県尾鷲市九鬼町の沖合約500メートルの定置網に14日、メガマウスとみられる全長約5メートルの魚がかかった。
メガマウスはネズミザメ目のサメで、大きな口とオタマジャクシのような形の頭が特徴。確認例は国内で12例、 県内では大紀町などで3例と少ないうえ、大半のケースは、巻き網などにかかって死んだ状態で発見されており、 生態は不明な点が多い。
水揚げをしていた漁業者の1人は「漁師を50年しているが、初めて見た」と驚いていた。
鳥羽水族館飼育研究部の帝釈元(はじめ)次長(47)は読売新聞の記者が撮影した写真を見て、 「水上に表れたひれの形などからメガマウスの可能性が高い」と話している。また、「飼育している施設は世界的にもなく、 泳ぐ姿を見られるのは非常に貴重だ」としている。
メガマウスとみられる魚は網の中に残され、15日にも専門家が確認し、国内の水族館に売却される予定。
(2011年1月15日15時10分 読売新聞)