年末恒例の今年の世相を表す漢字、2010年は「暑」が選ばれました。
猛暑や、それに関連した野菜の価格高騰、チリ落盤事故での地底の暑さなどが理由として多くあげられたそうです。 猛暑は観測された事実だし、間違ったことではありませんが、「世相」と言われた場合には何かしっくりこないところがありますね。
それぐらい、良くも悪くも世間の人たちの耳目を集めるような出来事が無かった、というべきなのかもしれません。 平穏というか、停滞というか。
YOMIURI ONLINE
今年の漢字は「暑」、野菜高騰・動物出没…
2010年の世相を表す「今年の漢字」に「暑」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で10日、 森清範(せいはん)貫主が特大の和紙に揮毫(きごう)した。
記録的な猛暑と、それに伴う野菜の価格高騰や野生動物の出没、 チリの落盤事故で暑い環境に耐えた作業員らの救出劇などを理由に挙げる人が多かったという。
日本漢字能力検定協会(京都市、池坊保子理事長)が1995年から公募。今年は過去最多の28万5406票が集まり、 「暑」は1万4537票だった。上海万博や尖閣諸島問題で中国に注目が集まったことなどから、2位は5810票の「中」だった。
(2010年12月10日20時36分 読売新聞)