「少子化社会に関する国際意識調査」という国の調査が行われ、結果が公表されました。
日本の結果はお隣韓国と似ているそうです。
欲しい子供の数は二人が最多で、次点は三人。実際の子供の数が欲しい人数に達していない場合、約半数は「増やさない」
という結果で、理由は子育てや教育にお金がかかりすぎるから。また、日本という国は子育てをしにくい、
と思っている人も半数だそうです。
うちは子供二人で、希望かなった、というところです。三人になると、人口増加となるのですが、
さすがに三人は無理だと思ってます。経済的な面もさることながら、社会の治安や先行き不安、
そして何より自分たち夫婦の体力・精神力がついていかないだろうf(^^;、と。
こうしてみると、自分も意識調査の結果とほぼ同じようなことを考えていますね。典型的な日本人、
といったところでしょうか。
調査結果では、子供を増やさない最大の理由として、経済的な理由が挙げられているので、
児童手当やいろいろな補助金のバラマキの理由付けとして利用されそうな感じがします。
私としては、まずは小さな子供が安心して外出できる世の中にしていくのが先決だと思っていますが・・・
最近はヘンタイに誘拐されるのではないかとか、殺されるのではないかとか、そう言う心配が先に立つ状況なので・・・・
経済的な援助は、その後からでも良いように思います。
asahi.com
「子ども増やさない」日韓の半数超 仏などと意識差
2006年04月28日07時52分
内閣府は27日、「少子化社会に関する国際意識調査」の結果を発表した。「子どもを増やしたい」 「自国は子どもを産み育てやすい」と思う人は、欧米では多数派だが、日韓は半数に届かないなど、 各国の子育てに関する意識の差が浮き彫りになった。
調査は昨年10〜12月に初めて実施、日本、韓国、アメリカ、フランス、 スウェーデンの20〜49歳の男女約千人ずつに結婚や出産、育児などについて聞いた。仏、 スウェーデンは合計特殊出生率が回復傾向にあることから、韓国は隣国として対比するため選んだ。
「欲しい子ども数」は各国とも「2人」が最多で、次いで「3人」。欲しい数より実際の数が少ない人に 「さらに増やしたいか」と聞くと、日本は「増やさない」が最多で53.1%。韓国も「増やさない」が5割を超えた。 他の3カ国は逆に「希望数になるまで増やす」が最も多かった。「増やさない」理由は、日韓とも 「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」が最多だった。
また、「自国が子どもを産み育てやすいと思うか」と聞いたところ、日本は「全く思わない」 「どちらかといえば思わない」が合わせて50.3%で、「とても思う」「どちらかといえば思う」の47.6% を上回った。韓国も否定派が79.8%。しかし、スウェーデン、米、仏では肯定派がそれぞれ97.7%、78.2%、 68.0%だった。
就学前の子どもの育児における夫婦の役割分担については、日韓は「もっぱら妻」「主に妻」 が7割弱を占めたが、米仏は4割前後。スウェーデンでは9割が「妻も夫も同じように」と答えた。
内閣府によると03年の合計特殊出生率(女性1人が一生に産む子どもの数)は日本が1.29、 韓国が1.16、米2.04、仏1.89、スウェーデン1.71。「全体的に日本と韓国、 スウェーデンとフランスの意識が似ている。それが出生率に表れているのではないか」とみている。