今年2010年の新語・流行語大賞は「ゲゲゲの〜」が選ばれたそうです。
NHKの連ドラになり、知名度・浸透度からすればトップテンの中では一番順当という感じではあります。 選考委員には政界に配慮する傾向があるように思いますが、この大賞については、 波乱の人生を送られてきた武良布枝さんへの敬意が込められているのかもしれませんね。
例年の感想ですが、トップテンは新語・流行語としてはどうもピンと来ません。「食べるラー油」 は言葉と言うよりは商品だし、「AKB48」も流行語というのはちょっと違うと思いますが・・・・「女子会」 に至っては初めて目にしました f(^^;
asahi.com
新語・流行語大賞は「ゲゲゲの〜」
2010年12月1日20時27分
今年の世相を映した言葉を選ぶ「2010ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が1日、 発表された。大賞には「ゲゲゲの〜」が選ばれ、「ゲゲゲの女房」の著者、武良布枝(むら・ぬのえ)さんが受賞した。 選考委員特別賞には、早稲田大学野球部主将として活躍した斎藤佑樹さんの言葉が選ばれた。
武良さんは東京都内で開かれた表彰式で、「思いがけないことで本を書き、ドラマになって、 夢の中を漂うような気持ちで現在に至っている」と話した。武良さんは漫画家水木しげるさんの妻で、自伝「ゲゲゲの女房」は、 今年同名のNHKの連続テレビ小説の原案となった。
斎藤さんは、東京六大学野球で50年ぶりとなる早慶の優勝決定戦を制した後、「何か持っていると言われ続けてきました。 今日何を持っているかを確信しました……それは仲間です」という言葉が選ばれた。斎藤さんは言葉の内容は、 「ずっと思っていたこと」といい、プロになってからも「言葉に伴う結果がないとだめかなと思う。そのためにがんばりたい」 と語った。
このほか、育児をする男性を指す「イクメン」、孤独死などを取りあげ反響を呼んだNHKの番組「無縁社会」、 ツイッターでつぶやく際に語尾につける決まり文句の「〜なう」、秋葉原を拠点にしたアイドルグループ「AKB48」 などがトップテン入り。民主党の小沢一郎元代表の影響力を排する動き「脱小沢」は、受賞辞退。 「何人かに受賞を打診したものの断られた」(主催者)という。(高重治香)
■新語・流行語トップテン(かっこ内は受賞者。敬称略)
・ゲゲゲの〜(「ゲゲゲの女房」著者・武良布枝)=大賞
・いい質問ですねぇ(ジャーナリスト・池上彰)
・イクメン(タレント・つるの剛士)
・AKB48(アイドルグループ・AKB48)
・女子会(モンテローザ社長・大神輝博)
・脱小沢(受賞辞退)
・食べるラー油(桃屋社長・小出孝之)
・ととのいました(お笑い芸人・Wコロン)
・〜なう(ツイッターを駆使する高校生・梅崎健理)
・無縁社会(NHK「無縁社会」制作チーム)