担任に不満があるという女子高生が、担任の給食に抗うつ剤を盛ったということです。担任は体調を崩し、 2日間学校を休んだそうですが、その程度で済んで良かった、というべきか。他の毒物だったら、 いったいどうなっていたのでしょうか・・・
昨年、親を毒殺しようとした高一女子がいて、私も以前に記事を書いていますが、どうも何かがマヒしているというか、 心のタガが無くなっている(もしくは極簡単に外れてしまう)ような印象の事件ですね。昔に比べると、 薬物をはじめいろいろな物が入手しやすくなっているので、気軽に犯行に及んでしまうのでしょうか。
こういった事件は、一度報道されると模倣されることが多いように思います。 似たような事件が起きないことを祈ります。
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YOMIURI ONLINE
中3女子生徒2人、担任の給食に薬物を混ぜる
栃木県那須烏山市の市立中学校で今月18日、3年女子生徒2人(いずれも14歳)が、 担任の男性教諭の給食に薬物を混ぜ、これを食べた担任が体調を崩していたことが25日、わかった。
県教委などによると、女子生徒2人は担任に不満を持っていたという。
女子生徒2人は、別の同級生が携帯電話を使ったネット取引で入手した抗うつ剤「トリプタノール」 5錠を計25円で購入。そのうち3錠をすりつぶし、担任の給食のなめこ汁に混ぜていた。担任教諭は体調を崩し、 学校を2日間休んだ。
県警は、薬物混入の経緯や入手方法について調べる。
抗うつ剤は、副作用で目まいなどを起こすことがあるとされる。
( 2006年4月25日13時15分 読売新聞)