ホンダの「シビック」の国内販売が年内で終了するとのこと。現在、国内ではハイブリッド車のみ販売されており、 この販売が終わるということです。
登場から約40年、長らくホンダの看板車種でしたが、時代の流れと共に販売が落ち込み、 ついに国内販売終了となるようです。ただ、海外では人気車種であり、こちらは継続されるそうです。
私が免許を取って初めて買ったクルマが、中古の激安「ワンダーシビック」でした。今のクルマで言えば「フィット」 ぐらいの大きさ。現行は3ナンバーの立派なセダンなので、かなり大型化しましたね。
さて、私が乗っていたシビックはというと、窓の上下もハンドル式だし、電動格納ドアミラーも無ければ、 パワステさえありませんでしたが・・・・意外に広い室内で結構元気に走るクルマだったので、 いろいろと走り回った思い出深いクルマです。
そういう車種の国内販売が絶えるのは淋しいですが、売れなければ仕方がないのでしょうね。 個性的デザインの欧州版シビックが国内でも売られていればあるいは・・・・とも思いますが。
欧州版シビックは、TYPE Rとして台数限定で国内でも販売されるとのことですが、 今後は国内向けにはこのようなポジションのクルマになっていくのかもしれません。
これから時が流れてクルマへの嗜好が変わり、いつの日か国内販売が再開されるようになると良いですね。
asahi.com
ホンダ「シビック」年内で国内販売終了 海外向けは継続
2010年11月16日4時2分
ホンダは約40年の歴史がある小型車「シビック」の国内販売を年内で終了する。 かつては月に2万台超を売った人気車だったが、最近は「フィット」など新たな小型車やハイブリッド車(HV)に押され、 販売台数は月500台程度に低迷していた。ただ、米国やアジアなど海外ではなお人気が高く、引き続き販売を続ける。
シビックは1972年に登場。73年に低公害技術「CVCC」を使ったエンジンを搭載したモデルを売り出し、 国内外で人気となった。国内ではピークの93年3月に、月2万1632台を売った。現行車は8代目だ。
ただ、国内市場の主流はミニバンなどに移っている。ホンダはすでに国内向けの通常のガソリン車の販売は終えた。 HV版も12月で終える。
シビックは米国やアジアなど国内外で累計約2000万台が生産された。海外では人気が高く、 ホンダにとってはアジアなどでの主力車種。来年にも全面改良し、海外では引き続き販売する予定で、国内での生産も続ける。 (西村宏治)