今年の12月下旬とまだしばらく先ですが、東芝が世界初となる専用メガネ不要の3Dテレビを発売するとのことです。 2次元映像を3Dに変換する画像処理技術を使うそうなので、3D専用のコンテンツでないとダメ、ということでは無さそうです。
電器屋にいくとメガネをかけて見る3Dテレビのデモをやっていますが、 やはり専用メガネが必要なのはまどこっろしいですね。3D映像への欲求は特には無いのですが、 発売になったらどんな風に見えるのかは、一度体験してみたいです。
・・・例えば、デジカメをそのテレビにつないで写真を表示させたら、その写真が3Dに見える、 といったことができたら面白そうではありますね。
ところで東芝のプレスリリースには、「3D映像の視聴年齢は、6歳以上を目安にしてください。」 という注意書きがありました。子供は現実世界を立体視する能力が発達中であり、 3D映像はその発達に悪影響を及ぼす可能性があるようです。
利用上の注意喚起は必要ですが、各家庭でテレビを見るときに年齢を考えて・・・という使い方の徹底というのも、 現実には難しそうです。小さな子供のいる家庭では、3Dテレビを買うとしても、よく考える必要があるでしょう。
東芝プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2010_10/pr_j0402.htm
YOMOURI ONLINE
世界初!専用メガネなしで3D楽しめるテレビ
東芝は4日、3次元(3D)映像を専用のメガネを使わなくても楽しめるテレビ「グラスレス3DレグザGL1」 シリーズを12月下旬に発売すると正式発表した。
裸眼で3D映像が見られるテレビは世界初だ。東芝の新商品は、20型(想定価格24万円前後)と12型(12万円前後) の2機種で、東芝は今後、40型以上の大型も開発する。日本に続き、欧米での販売も検討するという。
東芝は、一つの画像をもとに9方向から見た画像データを瞬時に作り出し、 2次元の映像を3Dに自動変換する技術を開発した。これを画面にはり付けた特殊なシートを通して視聴すると、通常の映像でも、 3Dに見える。
(2010年10月4日22時12分 読売新聞)
一度、ブレイクスルーが起きると、一度に技術が進む好例のような感じですね。今後の展開も楽しみです。
この技術をさらに発展させるとどうなるか、という点は楽しみですね。
子供への影響は気になる点ですが、そのあたりも克服できるのでしょうか。