2006年04月06日

やわらかい野菜や果物をつくる

 広島県立食品工業技術センター、というところが、 野菜や果物などをそのままの形状でかまずに食べられるほど柔らかくする技術を開発したそうで、硬さの調整が自在にでき、 肉や魚などもやわらかくできるそうです。
 味・香り、栄養はやわらかくしても変らないということで、 病気や高齢のせいでしっかりと噛めない人向けに技術を活用していくようです。

 流動食は見た目に食欲が湧かない(私自身は流動食のお世話になったことがないので実感が無いが)そうで、 しっかりと噛めない人にとっては、福音となる技術でしょうね。おいしく食事ができる、ということも幸せの一つですし。

 引用記事の目的以外にも、離乳食向けとか、新しい料理のネタにするとか、他にも使えそうな技術ですね。 今需要が増えている骨なし魚、なんていうのも、この技術で魚の骨までやわらかくできるのなら、 取って代られるかも知れません。
 でも、あまり柔らかい物ばかりになって、普通にかんで食べられる人がものを噛まなくなるようになると、 これはこれでよろしくないでしょう。

 

 「ジョジョの奇妙な冒険」で、なんでも柔らかくする能力のスタンド(スパイス・ガールズだったか? )が出てきたと思いますが、現実が架空の能力に少し追いついてきたのか、とふと思いました。

 

YOMIURI ONLINE
味・香り・成分そのまま、柔らか〜い野菜・果物

 野菜や果物などをそのままの形状でかまずに食べられるほどに軟らかくする技術を、 広島県立食品工業技術センター (広島市南区)が開発した。

 味や香り、栄養成分は損なわれないといい、 地元の食品メーカーと技術提携し、総菜のレトルト食品の商品化を目指す。センターは 「流動食などに頼る高齢者らに食べる喜びを取り戻してもらいたい」としている。

 高齢化や病気などで食べ物を自由にかんだり、のみ込んだりできない人は年々増え、 全国に約600万人いるとされる。 食事は、流動食や食材を細かくした「刻み食」が中心で、 素材の特徴が失われる欠点があった。

 センターは、細胞同士をつなぐ物質を分解するペクチナーゼなどの酵素の働きに着目。 2003年度から研究を進め、凍結した食材を酵素の溶液の中に入れて減圧すると、素材の形状や味などを変えず、 プリンのように軟らかくできることがわかった。

 溶液の濃度、時間で硬さの調整は自在。タケノコは15分、 ゴボウは30分で100分の1程度の硬さになり、国が定めた「そしゃく困難者用食品」の基準をクリアする。 きんぴらゴボウや煮物など幅広い料理に使う予定。このほか、肉、魚など幅広い食品を軟らかくできるという。

 食品総合研究所の神山かおる・食品物性ユニット長の話「画期的な技術。ペースト状にした食べ物は、 どれも同じに見え、食欲がわかないという声は多い。形や色を楽しむことで食欲が進めば、体力の回復にもつながる」

(2006年4月6日15時41分   読売新聞)

 

 

 

posted by いさた at 16:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 思い事(すごい) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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