記事タイトルは、タバコ90箱を万引きして捕まった少年グループの一人が行った言葉だそうです。
「捕まっても親が弁償すれば済むと思っていた」ということらしく、中には「万引くらいで逮捕されるなんて納得いかない」というのもいるらしい。
14歳の子供がこう吠えるのも、そんな経験をしたからこそかもしれませんね。スーパーの警備員に捕まったけれど、謝ったら許してもらえたとか、あるいは親に連絡が行ったけれど、親が弁償して事態が収まったとか。
しかし、その程度で済まされるほど世の中はユルくない、ということをわかってもらわねばなりませんね。
このようなことをする「親の顔が見たい」ケースですが、ひょっとするとひょっとして「この親にしてこの子あり」の可能性も、ちょっと頭をよぎります・・・・
産経ニュース
「たばこ万引で逮捕納得いかない」「親が弁償すれば済む」 少年8人を窃盗容疑で逮捕 警視庁
2010.8.31 15:35
たばこを万引したとして、警視庁少年事件課と大井署は窃盗容疑で、東京都大田区の区立中学3年の少年(14)ら少年グループ計8人を逮捕した。同課によると、少年らは深夜帯を狙ってスーパーでたばこなどの万引を繰り返していたとみられ、中には「数十回万引した」と供述している少年もいるという。
同課によると、少年らはいずれも容疑を認めており、「万引くらいで逮捕されるなんて納得いかない」「捕まっても親が弁償すれば済むと思っていた」などと話している。盗んだたばこは自分たちで吸っていたという。
逮捕容疑は5月3日午前2時45分ごろ、品川区南大井のスーパー地下1階売り場で、施錠されたショーケースの中に保管されていたたばこ約90箱(計約2万7千円相当)を盗んだとしている。
同課によると、同店は24時間営業で、深夜帯は地下1階の食料品売り場はほぼ無人になっていた。
軽い犯罪はやったもの勝ちのような感じがします。刑務所は満員だし、裁判所も多忙だし、そんなことで日本は犯罪者天国になってしまったと思います。
公園のトイレ掃除とか・・・外国のようにボランティアの刑を考える時期になったと思います。
親が謝って以降に同じことを繰り返さないのであれば、それでおさまってきたのでしょうが、程度問題ですね。
>ボランティアの刑を考える時期になったと思います。
数年前から議題に上っていますが、今はどうなっているのでしょうか。
個人的には刑罰としてのボランティアというのは、賛同しかねる点もありますが、現実的対応してはもっと真剣に導入を考えるべきなのかもしれませんね。