今週の初めのことのみたいですが、中国の北京へ向かう高速道路で100キロに渡る大渋滞が発生し、 中には9日間も立ち往生するクルマが出てくる事態が起きたとのこと。
現在は混雑が緩和されてきているようですが、それでも渋滞は続いているようです。
渋滞の原因は道路工事と言うことですが、急増するクルマに対して交通容量が全く足りていない、 という状況なのでしょうか、それとも工事のために一時的に大幅に車線を減らしてしまったのでしょうか。
現時点での日本での渋滞の最長記録というのは154kmのようですが、 それでも100キロに達する渋滞が発生することは滅多にありません。
さすがは大陸スケール、という出来事ですが、移動するだけならば、9日間高速道路上にいるよりも、 9日間歩いた方が早い。大量の荷物を運んでいるなら仕方がないかもしれないけれど。
この有様では凄まじい規模の交通インフラ整備を行わないとダメでしょうが、果たしてどれぐらいの規模が必要なのか。 建設業界にとっても中国は大規模な市場なのですね。
産経ニュース
中国の高速道路で100キロ大渋滞、9日間の立ち往生も
2010.8.25 09:13
8月23日、中国の高速道路で大渋滞が発生し、車が9日間も立ち往生する事態になったと、新華社が報じた。 北京で20日撮影(ロイター)8月23日、中国の高速道路で大渋滞が発生し、車が9日間も立ち往生する事態になったと、 新華社が報じた。北京で20日撮影(ロイター)
北京へ向かう高速道路で全長100キロの交通渋滞が発生し、車が9日間立ち往生する事態になったが、 混雑は緩和されてきたと新華社が23日に報じた。
渋滞の原因はあと1カ月続くという道路工事。車の列は隣接する河北省から内モンゴルまで及んだ。 貨物トラックの運転手たちがトランプで暇をつぶしたり、 渋滞につけ込んで高額の食料を販売する地元住民の文句を言い合ったりする光景がみられたという。
中国政府は巨費を投じて道路や鉄道などの交通インフラ整備を進めているが、経済成長とともに交通渋滞は日常化している。 (ロイター)