長崎・諫早湾の干拓地にある湿地帯で、ワニと思われる生物が3匹確認されたそうです。体長1m未満だそうなのでまだ子供ということでしょうか。
ペットで飼ってみたものの、飼いきれなくなって誰かが逃がした?しかしワニとは物騒です。
生物調査の過程で見つかったそうですが、他にどんな生物が確認されているのでしょう。既存の干潟を破壊した後に、新しくできつつある生態系が、外来生物を取り込んだものだったら、皮肉さを感じますね。
懐が深い、というべきですかね?・・・・
産経ニュース
諫早干拓地の調整池にワニ?! 体長1メートル未満の3匹確認
2010.7.23 21:44
長崎県は23日、同県諫早市の国営諫早湾干拓事業の調整池で、体長1メートル未満のワニとみられる生き物3匹が泳いでいる姿が目撃された、と発表した。県や市は周辺住民に注意を呼び掛けるとともに、24日に池を捜索する予定。
県によると、干拓地と調整池の間の湿地帯で、九州農政局の委託を受け調査をしていた生物調査員6人が肉眼で3匹を確認、デジタルカメラで撮影した。
日本って、意外と生物にとって住みやすい環境なのかもしれませんね。特に、最近では環境問題をうるさく採り上げますしね。知り合いのお寺でも、明らかにジャングル辺りに住んでいそうな、トロピカルな巨大インコ(鳩並みの大きさです)の一家に住み着かれ、毎朝妙な鳴き声がこだますると申しておりました。カラスの気性が荒い時期には、「制空権」を争っているとか?
人間の意図で持ち込まれ、全国規模で定着している外来生物も結構いますね。外来生物法なんていう法律で規制されるようになっていますし。
特に植物などは、相当昔からいろいろなところのものが入ってきているので、現在私たちが普通に接することのある動植物も、元を辿れば日本以外に由来しているものが多いと思います。
日本に来て定着して、どれぐらい時間が経っているのか、というのがポイントかもしれません。