昨日はWBCで王JAPANが世界一となり、興奮冷めやらぬところですが、一時期大騒ぎに(?)なった、 送金メール問題について、衆議院懲罰委員会が開かれ、永田議員が弁明をしたとのことです。
個人的には、ああ、そういえば送金メール問題なんて言うのもあったなあ、ということで、もうどうでもよくて、 永田議員が辞職するならしてもらえばそれでいいのですが(そんなことよりも国会議員のセンセイ方には、 もっと日本の国のためになる活動をして欲しい)、懲罰委員会で、本人が弁明するのは30年ぶり、という点は、 なかなかに興味深い点です。
30年ぶり、ということはロッキード事件ぐらいに本人の弁明があってから、永田議員が弁明するまで絶えていた、
ということなんでしょうか?
懲罰委員会がこれまでどれぐらい開かれたのかわかりませんが、代理人による弁明なんていうのは何回かあったのでしょうか。
気になります。
asahi.com
永田議員、送金メール問題で改めて謝罪 衆院懲罰委
2006年03月22日12時43分
永田寿康衆院議員(民主党の党員資格停止中)は22日午前、 衆院懲罰委員会で送金メール問題の経緯などを説明し、偽メールをもとに国会で質問したことについて謝罪した。 自らの進退については「委員会の議論を謹んで承り、それを踏まえて判断することが私の責任だ」と語るにとどめた。 懲罰委で本人による弁明が行われるのは30年ぶり。24日午前には、永田氏に対する質疑を行う。
弁明は、約15分にわたった。永田氏は「送金メールは根拠のない偽物。ライブドアの資金が武部(勤・ 自民党)幹事長周辺に流れたとする疑惑も全くの事実無根だった」と述べ、改めて謝罪した。 メールを提供した仲介者については、氏名を明かさずにやりとりを説明。「情報の対価としての金銭のやりとりは一切ない」 と、金銭の授受は改めて否定した。
永田氏は、民主党所属議員の秘書の紹介で、昨年10月18日に初めて、 「大手週刊誌の記者をやっていた」と自称する仲介者と会ったと説明。国会の質問に至る経緯については「 (仲介者にとって)自己実現にもなるし、永田さんの功績にもなる」と持ちかけられたことや、メールは 「ライブドアを最近退社した社員がハードディスクをそのままコピーして持ち出した。 仲介者は200通のメールから選別して持ってきたと述べた」などとしたが、 情報の真偽をどう確認したかについては全く触れなかった。また、 メールをなぜ偽物と判断したかについての説明もなかった。
永田氏は弁明後、記者団に対して「私の立場は、 ただ懲罰委決定に従って我が身を処していきたいということだ」と述べ、自発的な辞職は改めて否定した。
民主党は、永田氏が仲介者の氏名を本人の保護を理由に公表していない点について、「(質疑では) 明らかにした方がいいと言うつもりだ」(民主党の平野博文・懲罰委筆頭理事)としている。