asahi.comの記事より。長崎市で起きた幼稚園児の誘拐・殺人事件の加害者が在籍していた中学校で、 卒業アルバムに加害者が写っている写真があったとして、卒業アルバムを回収していたそうです。
問題の写真を削除して、また配るということですが、記事からは回収する理由がちとわからない。
加害者が(今のところ)中学校の卒業生でない、という理由なのか、それとも保護者のクレームからか。もしくは、
少年法で制限されているのか、はたまた「臭いものにはフタ」ということか。
asahi.com
長崎・園児殺害の加害少年、中学校の卒業アルバムに写真
2006年03月22日11時37分
長崎市で03年7月に起きた園児誘拐殺害事件の加害少年(15)が在籍していた同市の中学校で、 卒業生に配った卒業アルバムにこの少年が写った写真があったため、中学校が回収していたことがわかった。校長は 「事前に写真を載せないと決めていたが、点検に不備があった」と説明している。
中学校によると、掲載されていたのは、 少年が入学した03年4月から補導される同7月までに学校であった行事の際に撮った写真数枚。 少年の顔写真は掲載していなかった。
アルバムの編集作業には、生徒と教師が共同であたり、15日にあった卒業式の2日前に配ったが、 「少年が写っている」と保護者から市教委に指摘があった。中学校は大半のアルバムを回収しており、 少年の写真を削除した上で、改めて配るという。
少年は現在、さいたま市の児童自立支援施設「国立武蔵野学院」に入所している。 義務教育を終える年齢に達したが、中学校に学籍がない「就学猶予」の状態が続いている。 今後は一時的に学籍をこの中学校に戻し、卒業証書を授与するとみられるが、同校校長は「正式にはまだ決定していない」 と話している。