最初に読売の記事見出しを見たときは、「これって1ヶ月の生活費なのか?!」と早合点してしまいましたが、 1日あたりの生活費だそうです。
首都圏の私立大に通う下宿生の1日あたりの平均的な生活費だそうで、 この中から光熱費や携帯電話代も払っていることになるそうです。生活費なので、食費はもちろん、交通費やいろいろ遊んだり、 買い物したりするお金も含まれているのでしょうね。
学生なので社会人よりは生活費が安上がりでしょうが、まあ余裕があるとは言い難い金額です。 アルバイトしないと苦しいでしょう・・・とは言え、今はバイトの口を探すのも難しい状態ですかね。
でも、調査元の教職員組合が言う「アルバイトをしないと食べていくことができず、勉強どころではない学生が増えている」 というのは言い過ぎでは。本当にアルバイトと勉強は両立できないのか?という疑問が湧いてきます。
民主党政権への「お願い」という下心が透けて見えるような・・・・・
YOMIURI ONLINE
「勉強は…」私大下宿生の生活費1123円
首都圏の私立大に昨春入学した下宿生の1日の生活費は、 調査を始めた1986年度以降で最低の1123円だったことが7日、東京地区私立大学教職員組合連合(東京私大教連) の調査でわかった。
東京私大教連は「アルバイトをしないと食べていくことができず、勉強どころではない学生が増えている」としている。
調査は昨年5〜6月、首都圏の1都5県にある計18の私立大・ 短大に入学した新入生の保護者約4900人を対象にアンケート方式で実施した。 保護者の年収は2008年度比24万円減の898万6000円で、90年度以降で初めて900万円を割り込んだ。
下宿生への仕送りは、ピークだった94年度(12万5000円)から下がり続け、月額9万3000円だった。 家賃を引いた生活費は月額3万3700円。ひと月30日とすると1日に使える額は1123円で、 この中から光熱費や携帯電話代も捻出していることになる。1日あたりの生活費に最も余裕があった90年度(2460円) の半額以下に落ち込んでいた。
(2010年4月7日19時44分 読売新聞)
アルバイトと仕事くらい両立して見せろ、という感じもしますね。
私立高校に補助金が出るようになったし、ここは一つ私立大学にも・・・という大学側のアピールなのかもしれません。