シャマー星人の逆襲の話。以前、異次元に消えた怪獣島をヒントに、DASH基地を異次元に移動して防御しよう、
というディメンジョン・フォースを開発しようとしていました。
その開発は、天才・四谷博士が独りで行いますが、彼は実はシャマー星人がすり替った姿でした。名刺を出したり、
食事は最高級のものを要求したりと、あつかましい態度から、DASHメンバーも疑ってはいたが、確認はしなかった。
ストーリーの展開上、仕方が無いのだけれど、ちょっと明りを落すぐらいのことをしていれば、すぐわかったでしょうに・・・
シャマー星人は、DASHの設備とエネルギーを利用して研究を完成させ、まず実験として、
レッドキング(以前マックスに倒されたものとは別個体)の生体エネルギーを呼出します。
ついでにピグモンも呼出されたのですが、これはDASH基地に現れたので、手違いだったのでしょうか。
ピグモンはカイトに危機を知らせます。
レッドキングは突然街に現れて、暴れます。怪獣島の時と同じように、爆発する岩石を大量に飲込んでいて、
うかつに攻撃ができません。打つ手が無くて困っている時、いったんレッドキングは消えてしまいます。
レッドキングが市街地で暴れるシーンは、初めて見るような気がしますが、気のせいでしょうか。
その後、四谷博士が司令室に現れ、開発した武器で、ウルトラマンマックスを異次元に送込んでやる、と意思表明。
ピグモンに武器を発射すると、エリーとピグモンが一体化してしまいます。シャマー星人は照明を落され、正体がばれて逃走。
一体化したエリーは、妙に人間的(ピグモンなので怪獣的と言うべきか)になってカイトにべったり。
ミズキとコバがヤキモチを焼くのが面白いところだが、ピグモンはメスだったのか?カイトは困っているふりだが、
実はうれしそうでもあったりする。
そんな時、再度レッドキングが出現。カイトと離れたがらないエリーも一緒に出動します。 ダッシュアルファを降り立った、カイト・ミズキ・エリーのところに、突然「マジやべぇ」と逃げる男が割って入りますが、 あれは誰なんでしょうか。お遊びなんでしょうが・・・
シャマー星人は、レッドキングが暴れる混乱に乗じて、マックスを異次元に送込むつもりですが、 ピグモン(エリー)に見抜かれてしまっています。カイトは割とすぐにマックスに変身。 エリー(ピグモン)がマックスに向って「カイト、気をつけて」と呼びかけます。ミズキに突っ込まれてましたが、 正体バレネタ(のようなもの)は、最近さんざん出てきているので、もういいかな、という感じ。
さて、マックスVSレッドキングは、うかつに攻撃できないと言うこともあるのですが、
レッドキングがかなり優勢に戦闘を勧めます。が、体当りしたものの関係ないところに飛んでいったりと、マヌケぶりも健在。
マックスのリアクションも、妙に人間くさい。
シャマー星人も、ビルの屋上から隙を見てマックスを武器で撃ち、異次元に送込もうとしますが、
1回目はマックスに避けられて失敗、2回目はエリー(ピグモン)が盾になり、ピグモンが異次元へ行きました。結局、
ショーンの発明品(闇をつくる爆弾)で小型化してしまい、ミズキに武器を取上げられてしまいます。シャマー星人は、
またしてもトドメはさされなかったので、また復讐の機会をうかがっているかも知れません。
シャマー星人を撃退し、ミズキはシャマー星人の武器でレッドキングを異次元に送返そうとしますが、 エネルギー切れで失敗。結局、マックスがマクシウムソードで少し腹を切って足止めし、 マックスギャラクシーでレッドキングを隔離した後、トドメを刺しました。もとの世界に送返したような感じではなかったので、 やっぱりトドメを刺したのでしょう。
DASH基地に戻り、シャマー星人の武器は、ショーンでも仕組が不明で、
実はシャマー星人は天才だったのかも知れない、ということに。正常に戻ったエリーには、
ピグモンと一体化した時の記憶が残されていました。言葉では表現できない記憶と共に。
エリーも正常に戻り、通常の態勢に戻ったDASH。出動しようとするカイトに「行かないで」とエリーがすがりつきます。
驚く(喜ぶ?)カイトにエリーは「こういう時その不可思議なデータが現れます」。エリーが「さようなら、ピグモン」
とつぶやいて終り。
マックス最後のコミカル編、といった感じでしょうか。テンポ良く楽しめる話で、
うちの子供達も楽しそう見ていました。エリーも、シリーズを通して人間的な感情を理解しながら成長している、
という設定だと思いますが、初めて人間らしい姿(演技)を披露しました。ここ数話で、エリーは綺麗になったように感じます。
今回は、怪獣やビデオの再利用が目立ちましたね。シリーズも終りで仕方がないこともあるのしょうが・・・
カテゴリ・ウルトラマンマックス
本編以外の記事
ウルトラマンマックス全体感想
マックス23・24話[予告編]
マックス21話[予告編]
マックス19話[予告編]
マックス13話[予告編]
ギャラクシーとゼノン
マックス5話[予告編]
本編レビュー
40話 スペシャル・フィナーレ ←全怪獣・宇宙人登場の総集編
39話 つかみとれ!未来 ←未来は明るかった!
38話 地上壊滅の序曲 ←ミズキ隊員、殉職?
37話 星座泥棒 ←ロマンティックな佳作。設定はちょっとつらいが
36話 イジゲンセカイ ←シャマー星人の逆襲。再利用色強し・・・
35話 M32星雲のアダムとイブ ←怪獣を殺してばかりでいいの?
34話 ようこそ!地球へ(後編) ←バルタン星人たちに平和が訪れた?
33話 ようこそ!地球へ(前編) ←バルタン星人超巨大化
32話 エリー破壊指令 ←工作員再び。コバのガンアクションが冴える
31話 燃えつきろ!地球!! ←ギャグ+シリアスの快作。ダテ博士いいとこ取り
30話 勇気を胸に ←マックスに頼ってばかりでいいのか?
29話 怪獣はなぜ現れるのか ←ウルトラQ同窓会
28話 邪悪襲来 ←怪獣デザインコンテスト第1位が登場
27話 奪われたマックススパーク ←エレキング再登場、アクション編
26話 クリスマスのエリー ←クリスマス特別ファンタジー編
25話 遙かなる友人 ←心温まる一編
24話 狙われない街 ←セブン「狙われた街」の後日談
23話 甦れ青春 ←原点回帰を感じる佳作。ダテ博士
22話 胡蝶の夢 ←実相寺監督作。賛否両論の問題作
21話 地底からの挑戦 ←ゴモラ登場、でも扱いがちょっとかわいそう
20話 怪獣漂流 ←交互に来るギャグ編
19話 扉より来たる者 ←サービスモード全開、オザキ博士
18話 アカルイセカイ ←シャマー星人のキャラが強烈
17話 氷の美女 ←16話の次は順番が悪かった
16話 わたしはだあれ? ←マックスギャグ編の最高峰
15話 第三番惑星の奇跡 ←マックスで一番の傑作ではないでしょうか
14話 恋するキングジョー ←キングジョー登場
13話 ゼットンの娘 ←ゼットン、ゼノン、ギャラクシー。一つの山場か
12話 超音速の追撃 ←ちょっとギャグ編
11話 バラージの預言 ←アントラー登場
10話 少年DASH ← メタシサスのデザインは好きです
09話 龍の恋人 ← なかなか味わい深い佳作
08話 DASH壊滅!? ←エイリアン風
07話 星の破壊者 ←イケメンです
06話 爆撃、5秒前! ← レッドキングとピグモン登場
05話 出現、怪獣島! ← レッドキングとピグモン登場
04話 無限の侵略者
03話 勇士の証明
02話 怪獣を飼う女
01話 「ウルトラマンマックス誕生!」
※01話〜04話はブログ開設前なので記事無し。