日本時間にして今日の15:30頃に、南米のチリ南部を震源とする非常に大きな地震があったとのこと。 マグニチュード8.8・・・巨大です。被害状況などはまだ詳しくわかっていないようですが、相当な被害が出ているのでは、 と思います。
およそ半世紀ほど前にはM9.5の地震があり、日本にも津波が到達し、三陸沿岸で被害がありました。 今回も日本まで到達する可能性がありそうです。気象庁が影響を調査しているそうですが、津波注意報を出すレベルなのでしょうか。
ハイチで大きな地震があったばかりですが、今度はチリ。ここ数年、地球規模で活動的になっているようです。 地理的に離れているとは言え、日本も要注意です。
2010.02.28 12:25 追記
太平洋沿岸から瀬戸内海全域にかけ、大津波警報〜津波注意報が出ています。早いところではこの追記の時点で到達でしょうか?
どうぞお気をつけて早めに対策してください。
はるばる太平洋を横断して到達してくるとは、凄まじいエネルギーの爆発です。
YOMIURI ONLINE
南米チリでM8・8の強い地震、47人死亡
【リオデジャネイロ支局】米地質調査所(USGS)によると、南米チリで27日午前3時34分 (日本時間27日午後3時34分)、マグニチュード(M)8・8の強い地震があった。
ロイター通信は同日、チリのバチェレ大統領の話として、この地震で47人が死亡した、と伝えた。 震源は首都サンティアゴの南南西約340キロで、震源の深さは約55キロ・メートル。同通信などによると、 サンティアゴでも建物が揺れ、停電が起きた。
(2010年2月27日19時30分 読売新聞)
asahi.com
チリでマグニチュード8.8の地震、複数の建物が崩壊
2010年2月27日19時6分
米地質調査所(USGS)によると、南米チリ中部の都市コンセプシオン近郊で27日午前3時34分 (日本時間同午後3時34分)、マグニチュード(M)8.8の強い地震が起きた。震源は、 コンセプシオンの北北東約115キロの地点で深さは約35キロ。チリのバチェレ大統領は地元テレビに、 少なくとも6人の死亡が確認されたと語った。震源近くは電話が通じず、被害の規模は不明。
AP通信は、震源から約300キロ離れた首都サンティアゴでも強い揺れがあり、複数の建物が倒壊したと伝えている。 停電も起きた。震源の近くでは余震が続いている。ロイター通信によると、強いものはM6.9に達した。
太平洋津波警戒センターは、チリとペルー沿岸を対象に津波警報を、エクアドル、コロンビア、 パナマなどに津波注意報を出した。同センターは、震源に近いチリのバルパライソで約1.3メートルの津波を観測。 太平洋で広範な津波が起きる可能性があるとしている。
チリでは1960年5月にM9.5の激しい地震が起き、日本に津波が到達して三陸沿岸などで死者・ 行方不明者が計約140人にのぼった。
コンセプシオンは、チリ有数の商工業都市。人口約21万人(2002年国勢調査)。 内陸との輸送に便利なビオビオ川の河口に近く、繊維や食品加工、製材、鉄鋼などの工場が集まる。コンセプシオン大学があり、 教育・文化の中心地としても知られる。
伊勢湾の奥に位置する名古屋港でも50センチの津波ですから、
この威力に驚くばかりです。
現地では多数の方が亡くなり、また住居を失いと…。
明日は我が身とおもい、警戒を怠ってはいけませんね。
ひとまず日本では津波で大きな被害は出ていないようなので、一安心と言うところですが、地震多発地帯と言うことでは日本もチリも同じです。
言われるように、備えはしておかないとダメですね。