報道ステーションで速報が流れていた羽曳野の猟銃乱射事件は、49歳男性の大阪市職員が犯人だった模様です。環境局職員だそうですが、環境局というのも何か事件があると良く出てくるセクションですね・・・
別れ話のもつれ(?)で店内へ猟銃発砲、妻の実母とアルバイトの店員が死亡し、妻の親族1名が重傷、犯人は自殺のようです。巻き添えになったアルバイト店員が気の毒でなりません。ご冥福をお祈りします。
速報時点では、殴り込みとか堅気でない世界の出来事なのかと想像していましたが、そうではない、割と堅気な世界の事件だったようですね。発砲などという事態に至った詳しい事情はこれから解明されていくのでしょうが、無茶苦茶な話です・・・
それでも、無差別大量殺人といった状況にならなかったのは不幸中の幸いと言えるかも知れません。
YOMIURI ONLINE
大阪市職員が居酒屋で銃乱射、3人死亡
男が猟銃を発砲した現場(午後10時2分、大阪府羽曳野市で)=長沖真未撮影
12日午後8時頃、大阪府羽曳野市河原城の居酒屋「いーちゃん」店内で、大阪市環境局職員・杉浦泰久容疑者(49)(羽曳野市桃山台)が、いきなり店内にいた妻(48)の実母の田中美子さん(66)ら3人に向けて猟銃を数回発砲した後、自分に向けても発砲し自殺を図った。
男女4人が病院に運ばれ、杉浦容疑者と、田中さん、20歳代の同店アルバイト男性の3人が死亡、妻の親族とみられる50歳前後の男性1人が重傷の模様。発砲直前、店内で杉浦容疑者が妻らと言い争っているのが目撃されており、府警羽曳野署は別れ話にからんだトラブルが原因とみて、殺人容疑などで捜査。杉浦容疑者については被疑者死亡のまま書類送検する方針。
発表などによると、午後8時2分頃、店から「猟銃で3人撃たれた。犯人は倒れた」と110番があった。近所の人の話によると、杉浦容疑者は、同店で妻や田中さんらと話し合いの最中に激高。一度、店を出たが、猟銃を持って戻り、いきなり乱射したという。妻は当時、店の2階にいて無事だったという。この店では、妻が働いていたとの情報もある。
近所の女性は、「音がしたので外に出ると、居酒屋の前の路上に男性が倒れていた。近くに猟銃が落ちており怖かった」、別の男性は「金属をたたくような発砲音が何回か聞こえた。店の中から『警察に連絡してくれ』という声が聞こえ、110番した」と振り返った。
現場は近鉄南大阪線高鷲駅の南約2キロの住宅街。
(2010年1月12日23時50分 読売新聞)