昨日10月10日の午後、松山空港で小型機が胴体着陸をする、という事態になったそうです。二人乗りの小型機でけが人は無かったそうで何よりですが、胴体着陸になってしまったのは、「車輪を出し忘れたから」とのこと。
・・・・一度着陸態勢に入って車輪を出したけれど、ちょっとタイミングが早かったので車輪をしまったところ、出すのを忘れてそのまま着陸してしまった、という顛末のようです。
二人のり小型機だったので何ですが、これがもし旅客機だったなら、大惨事になっていた可能性もあります。
ただ、操縦士が2名いるし、操縦システムとしても様々に安全対策が講じられているでしょうから、同じような事故はそうそう起きないでしょうが、ヒューマンエラーとして発生する確率はごくわずかでもあるのでしょうかね。
この事故で滑走路が3時間閉鎖され、定期便が22便ほど欠航になったらしいですが、やはり航空会社から損害賠償請求されるのでしょうか、気になります。
asahi.com
松山空港で小型機が胴体着陸 操縦士「車輪出し忘れ」
2009年10月10日20時33分
10日午後3時半ごろ、松山市の松山空港の滑走路に、2人乗りの小型機が胴体着陸した。けが人はなかったが、滑走路が約3時間閉鎖され、日本航空と全日空の計22便が欠航した。
空港事務所によると、小型機はパイロットの自動車整備会社役員の男性(68)=茨城県つくば市=と知人の男性が乗り込み、午後2時13分に和歌山県の南紀白浜空港を離陸。午後3時36分に松山空港へ着陸しようとしたが、車輪が出ておらず胴体着陸したという。胴体着陸後、パイロットの男性は空港事務所の職員に「いったん着陸態勢に入って車輪を出したが、空港まで距離があったので一度格納し、そのまま車輪を出し忘れた」と話しているという。
パイロットの男性の操縦歴は約20年で、総飛行時間は1800時間。小型機は04年に中古で購入したものだという。同機はパイパーエアクラフト社製のPA―28R型機で定員は4人。
13日に松山空港使う予定なのですが・・・
いや、大手航空会社の飛行機なので、大丈夫だと信じていますけれども、気味の悪い事故でございました。
大型機はフェールセーフの仕組みは完備されていると思いますが、
この小型機は人間頼みだったのでしょうね・・・。
損害賠償、どれだけの金額になるのでしょうか?
いわゆる旅客機なら、「出し忘れ」ということに関してはさほど気にしなくても良いと思いますが、考え出すとやっぱり気になりますよね(^^;
>だんな さん
鉄道を止めると損害賠償請求されると言いますが、やはり航空機もありますかね。
飛行機1便止めたら、いったいどれぐらいの損害額になるのか・・・・
想像つきませんが、22便も止めたら十億単位とか?