昨日の台風18号は、想定されたよりも被害が小さくて済んだようですが、首都圏では台風が過ぎた後も、 鉄道関係でちょっとした混乱があったようです。
通勤時間帯に台風の影響で運休が相次いだため、 混乱を避けようとSuicaやPasmoなどのICカード乗車券で降りる際に、 カードをかざさなくても改札から出られる措置をとったとのこと。
これはこれで効果があったのかもしれませんが、ICカード乗車券は、降りた記録が無いと次に乗車できません。そのため、 夜の帰宅ラッシュ時に入場できる処理をしてもらうための長い行列ができたそうです。
平時はいちいち切符を買わなくて良いので便利なのですが、こう言う時に思ってもみなかった弱点が出てきますね。 不正乗車防止のためとは言え。
私はPitapaを使っていますが、平時でも、出札時の処理が何かのタイミングでうまくいっておらず、 次に乗る時に使えなかった、と言う経験が何度があります。混雑時など、 改札をとおるタイミングによっては処理はエラーになるけど改札は通れてしまう、ということがあるみたいです。
他社線に乗り継ぐ時にこれが起きると、乗ってきた駅にわざわざ戻らないと処理してくれないので、ちょっと面倒です。
asahi.com
台風過ぎても帰宅時の駅に行列 カードの出場記録処理で
2009年10月9日3時46分
台風18号による鉄道の混乱は、導入が進む「Suica(スイカ)」「PASMO(パスモ)」 といった非接触ICカードが原因で、首都圏の夜の帰宅ラッシュにも影響を与えた。
電車が動かず、カードをかざさずに改札機を出て、振り替え輸送の別の鉄道などを利用した通勤客らは、 帰路の駅に入ろうとしても改札機でカードが受け付けられない。不正乗車対策のため、改札を出た記録がないと、 新たな駅に入場できないためだ。この結果、8日夜には、首都圏のターミナル駅で、 カードで入場できるように処理を求める長い列ができた。
JR東によると、8日の台風18号は運転見合わせが相次ぎ、過去最大規模の乗客に影響を与えた。このため、 大半の駅では混乱を防ごうと、カードをかざさなくても改札口から出場させたという。
以前、前の人がもたついたのが原因で、こちらはちゃんとかざしたはずなのに、何故か処理されておらず、その後再入場する際に酷い目にあったことがあります。
同じ目に何度かあっています。
長所もあれば短所もありますね。
ガックリですね。やり場のない怒り。
妙にイライラして南海の駅員さんに根掘り葉掘り質問したら、朝の遅刻しそうな時や終電に乗り遅れそうとか同情するような場合は例外として対応してくれるそうです。じゃあさっきも対応してよって我儘言いそうになりましが。
出場記録が無かったら改札出れないようにしてほしいですね。