風力発電機の周辺地域で、低周波音の影響と思われる体調不良が起きている、という記事を見かけ、 以前も同じようなものを読んだ記憶があるな、と思っていたら、今年の1月に記事を書いていました。
今日みたニュースは、苦情の増加を受けて環境省が低周波音が健康に及ぼす影響を調査することに決めた、というもの。 冬場の強風が吹く時期、つまり風力発電機が良く稼働する時期に調査するようです。
重い腰を上げたというべきか、役所としては割と速い動きと思うべきなのか、いずれかよくわかりませんが、 まずは調査をして因果関係を把握し、対策を考えるべきですね。
詳しいメカニズムの解明となると調査や研究に時間が必要でしょうし、 そんなことをしている間に問題が起きそうな風力発電機が次々と建設されていくことになる可能性もあります。
今回の調査により、とりあえずであれ、低周波に関する環境基準を定められるところまで行けば、 対策を進めやすくなるのではないでしょうか。
ところで、低周波を発生するものとして省エネタイプの家庭用給湯器が出てきています。いわゆる「エコキュート」 とかでしょうね。
過去の記事を見ると、冷暖房機やボイラーなどからも低周波が発生するそうなので、 給湯器で発生しても不思議ではありませんが、風力発電機よりは身近に設置されるものですから、健康に影響を与えるのであれば、 製品の改良が必要ですね。
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風力発電所付近で健康被害?
YOMIURI ONLINE
風力発電の町、エコだけど「低周波音」の悩み
エコブームを追い風に普及する「風力発電」や、空気中の熱を利用して湯を沸かす省エネタイプの「家庭用給湯器」。 環境にやさしいはずの機器から「低周波音」が出ているとして、不調を訴える人が相次ぎ、環境省が調査に乗り出す。 一体何が起きているのか。
静岡県東伊豆町。相模湾を望む山腹に住宅が立ち並び、谷を隔てた隣の尾根に10基の白い風車が立つ。 支柱の高さは65メートル、羽根の直径は77メートル。巨大な風車群は町のシンボルだが、住民の川澄透さん(79)は 「試運転が始まってから、船酔いのような症状が出て、夜中に何度も目が覚めるようになった」と憤る。 近隣の30人ほどが同じような体調不良に悩むという。
所変わって東京・板橋区の女性会社員(39)宅。庭の向こうに隣家の給湯器が見える。 エアコンの室外機に似た小ぶりな姿だが、「あれが動き始めると、頭の中が小刻みに震えるんです」と女性は訴える。
川澄さんは、低周波音が原因で同じような症状を訴える人がいることを、医師から聞いて知った。 1秒間に空気が振動する回数をヘルツと言い、1〜80ヘルツの音波を低周波音と呼ぶ。高速で走る車の窓を開けた時に聞こえる 「ボボボッ」という音が典型的だが、周波数が低くなると、人の耳には聞こえない。環境省によると、 低周波音に関する苦情は1990年代まで全国で年間40件前後だったが、2000年度は115件、 07年度は181件に増えている。
工場や建設工事の騒音は騒音規制法で音量の基準が定められ、違反すれば罰則もあるが、低周波音には規制がない。 「感じ方に個人差があるため」と環境省。同省によれば、低周波音が人に苦痛を与える原因も、 苦情が増えている理由も分かっていないという。
大手造船重機メーカーの元技術社員で、在職中、 騒音問題にかかわったことから低周波音の問題にも詳しい成蹊大非常勤講師の岡田健さん(65)は、 「国は低周波音が人に影響を及ぼす仕組みを解明し、低周波音を出す機器を設置できる場所を制限すべきだ」と訴える。
こうした声や苦情の増加を受け、環境省は今年度から愛媛、愛知両県の風車の周辺で、 低周波音と住民の健康状態の因果関係を調べることを決めた。冬場の風の強い時期に、風車からの低周波音を測定し、 住民の声を聞き取る方針だ。
「これまで環境省は、我々が低周波音の被害を手紙で伝えても、現地に来ることもなく、実態を調べようとしなかった。 今度こそ、苦しむ声に謙虚に耳を傾けてほしい」。川澄さんはそう話した。(木田滋夫)
(2009年9月29日06時41分 読売新聞)




ただ、海外でも風力発電機による影響なども報じられていますので、
きっと何かあるはずだと思います。
となると、早急な検証と法規制が必要でしょう。
ところで、我が家にも低周波騒音源が・・・。
被害者は我が嫁。
私がどうも騒音源らしいです。
>早急な検証と法規制が必要でしょう。
その様に思いますが、低周波の影響は個人差もあるらしいので、多少調査したぐらいでは、明らかな因果関係は見えてこない可能性が高いと思います。
調査結果から、有識者の意見を聞いて、とりあえず何らかの基準を定めるぐらいの手当ができると良いのですが。
>私がどうも騒音源らしいです。
>被害者は我が嫁。
ふうむ、寝ている時にいくらか音を出す方もおられますが・・・f(^^;
奥様の耳元あたりで発生しているとか
(*^o^*)
色々と資料などを見ていたのですが、基準が古く曖昧な面が多いですね。個人差があることが大きな要因だとは思いますが、被害を受けることは事実であり、対策しなければならないことであると感じました。
マネしたみたいにヾ(@°▽°@)ノ
同じようなことを考えていたんですね(^^)
一般的な騒音や振動問題と違って、被害を受けている人が少ない、程度に個人差がある、といった点から、なかなか調査や対策が進まない面もあると思います。
環境技術の先進国を自負するなら、こういう対策をいち早くできることも必要だと思いますね。