2009年09月28日

母体に蓄積された化学物質の影響を調査

 来年の秋からことだそうですが、環境省が母体に蓄積された化学物質が子供に与える影響について検証するため、 調査をはじめるそうです。妊婦10万人を対象にし、子供が12歳になるまで調査を継続するとのことなので、 大規模かつ長期の調査です。

 

 過去20〜30年間で、先天異常や小児ぜんそくなどが確実に増えているそうですし、 化学物質も様々なものが生活環境の中に溢れている状態でしょう。いわゆる「環境ホルモン」の問題もあり、 化学物質が子供の健康に影響を与えている可能性は高いのではないかと思います。

 自分の子供の頃を振り返ってみて、今、私の周りでも何かのアレルギーを持つ子供たちが昔に比べて結構な数いるなあ、 という印象です。アレルギーの全てが化学物質に起因するわけでも無いでしょうが、いくつかは関連があるかもしれません。

 

 人間自身が環境中に振りまいてきたものによって、次の世代の健康に異変を起こしているのなら、 生物として自分自身の首を絞めていっているようなものです。

 でも、そんな環境を改善するのは、時間も必要だし、技術的にも難しいでしょうね・・・・

 

 しかし、今から調査というのも後手にまわっている感じがしないでもありませんが。案外、 調査することになったのは政権が変わったからとか?

 

asahi.com
10万人胎内の化学物質影響、子ども12歳まで調査

 環境省は来秋から、母親の胎内に蓄積された化学物質が子どもの発育や健康に与える影響について、 大規模な調査に乗り出す。

 妊婦10万人から血液や尿などを採取して150種類以上の化学物質を分析、 その後の子どもの健康状態を継続的にチェックする。小児ぜんそくの罹患(りかん)率が20年間で3倍に増えるなど、 子どもの健康異変は近年、多数報告されている。化学物質の影響を指摘する声もあるが、因果関係は科学的に解明されておらず、 同省では「長期的な調査で検証したい」としている。

 調査は人口20万〜100万人規模の15都市に住む妊婦10万人の協力を得て、血液や出産時のさい帯血、 母乳などを採取。ビスフェノールAなどの内分泌かく乱物質や、ダイオキシン類、水銀、カドミウム、ヒ素などの濃度を測定する。

 その後、子どもが12歳になるまで数年に1度の面談と、半年に1度のアンケート調査を実施。〈1〉 低体重などの発育状況〈2〉ダウン症などの先天異常〈3〉自閉症や学習障害、注意欠陥・多動性障害(ADHD)など〈4〉 アレルギー、アトピー――などのほか、生活習慣や家庭環境についても調べる。

 文部科学省の学校保健統計によると、過去30年で肥満傾向にある子どもの割合は1・5倍に増加。 国際先天異常監視機構の調査でも、ダウン症や尿道下裂などの先天異常は25年間で2倍に増加したとの結果が報告されている。

(2009年9月28日03時09分  読売新聞)

 

 

posted by いさた at 12:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 環境問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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