一時期、非常に注目を浴びたバイオエタノールですが、最近あまり話を聞かなくなりましたね。
もてはやされていた頃、某超大国がバイオエタノール推進を打ち出したおかげで、原料になるトウモロコシが食用でなく燃料用にされ、あるいは儲けるためにとにかくトウモロコシに転作するなど、食糧不足や価格の高騰の原因になっているという批判が起きてから、あまり話題に上らなくなったように思います。
そんなバイオエタノールですが、この度アサヒビールが、稲わらや麦わらからバイオエタノールを製造するコストを従来の10分の1程度に引き下げる技術を開発し、特許を取得したそうです。
バイオエタノールを製造するために必要な酵素をローコストで大量に作る技術だそうです。
穀物そのものではなく、わらなどの残り物を有効利用できるのなら、意味は大きいのではないでしょうか。
バイオガソリンを使うようにすれば、CO2削減にも効果が期待できます。25%削減を本気でやる気なら、それこそ様々な手段を考えねばならないでしょう。バイオガソリンを使えるハイブリット車、というのも面白いかも知れません。
あと、エネルギー資源に乏しい日本国内で、ある程度自給してゆけると良いですね。
農業は衰退していっている状況ですが、わらなどを原材料として売り買いする仕組みができれば、農家の収入の助けにもなりそうです。農業の振興に多少は役立ちませんかね?
一石三鳥ぐらいの活用がされると良さそうです。
YOMIURI ONLINE
バイオエタノール生産、コスト10分の1に
アサヒビールは25日、稲わらや麦わらなどの農作物のかすからバイオエタノールを生産する際に必要な酵素「セルラーゼ」を、低コストで製造する技術を世界で初めて開発し、特許を取得したと発表した。
農作物かすからのバイオエタノールの製造コストを、これまでの10分の1程度に抑えることができるという。
セルラーゼは、植物繊維を糖に分解してバイオエタノールを生み出す重要な酵素だ。アサヒは、古紙に水と硫酸アンモニウムを加えてカビを植えつけることで多量のセルラーゼを作ることに成功した。1リットルのバイオエタノールを生産するのに必要なセルラーゼの製造コストは10円以下で済むという。
トウモロコシなどの穀物ではなく、麦わらや稲わらなど農作物の残りかすの有効利用を加速し、食料価格の安定にもつながる期待がある。
(2009年9月25日18時51分 読売新聞)




うまくコラボレーションできればビジネスになりそうな予感が・・・。
国内だけではなく海外でも十分ビジネスになりそうですし。
うちの会社も以前バイオ燃料でちょっと失敗していますので。
原材料の安定供給が出来ず・・・。
>うまくコラボレーションできればビジネスになりそうな予感が・・・。
それは今後の展開が楽しみですね(^^)
上手く進むと良いですね。
>原材料の安定供給が出来ず・・・。
バイオガソリンの販売価格やガソリンとのコスト比較など詳しいことはわかりませんが、販売者も、原材料を提供する農家も潤うモデルができると素晴らしいですね。
流れ藻は、ほとんどが一年で寿命を終えますから、海のゴミとなります。
もっとも、正確に言うと近海魚の稚魚が生きていくうえで産卵等にも必要なのですが、廃棄というかゴミ状態なのが実情です。
ですので、色々な研究が進むとかなり食料問題も解決ができるはずです。
海藻からバイオエタノールを製造する件は、以前にここで記事にしたことがあります。
http://isata.seesaa.net/article/87438886.html
流れ藻と言っても、自然の中では何らかの役割をしているかもしれず、あまりにとりすぎると思わぬところに影響が出るかも?という懸念があります。
(魚が育たなくなって数が激減など)
こちらも、漁業の営みの助けになるようなシステム、また、生態系に大きな影響を及ぼさないレベルで、活用されれば良いと思います。