昨日投票日だった総選挙は、民主党が全480議席中308議席を占める大勝で、 自民党は119議席で結党以来初めてとなる第2党に転落しました。
自民も閣僚経験者が次々に落選するなど厳しい結果でしたが、 公明党は党代表や幹事長が落選とそれ以上に厳しい結果になったようです。
大阪で言えば、私が投じた票は議席には結びついていません。これで、下馬評通りの「政権交代」となりました。 「自民党をぶっ壊す」が現実のものになりましたね。交代が、吉田茂の孫から鳩山一郎の孫へ、というのは何かの因縁でしょうか。
参議院の議席との兼ね合いで、社民党や国民新党との連立政権になるようです。党内でも、 さっそく小沢氏の処遇などグループ間の勢力争いの様相を呈しています。
なにか、ギクシャクした船出を予感させます。「ブーメラン」と呼ばれている党、「身体検査」は大丈夫なのか? 政策実行以前に様々な難問がまちかまえていそうです。
しかし、前回の郵政選挙との時とはほぼ正反対となる結果ですね。日本って、 こんなに雪崩を打ったように振れる体質でしたっけ。
政権奪取となった以上、しばらくは様子をうかがって、お手並み拝見といかないと仕方がありません。 100日ルールではありませんが、お手並み拝見なのはどれぐらいの期間なのでしょうね。
政権が変わっても、厳しい財政状況や社会問題はそのままキャリーオーバーされています。民主党を選んだ人たちは、 何か明るい未来への希望を持てているのでしょうか。
YOMIURI ONLINE
480全議席が確定
第45回衆院選は30日投票が行われ、即日開票の結果、31日未明に小選挙区選、 比例選合わせた480議席がすべて確定した。
党派別の議席数は以下の通り。
民主党308、自民党119、公明党21、共産党9、社民党7、みんなの党5、国民新党3、新党日本1、新党大地1、 無所属6。
(2009年8月31日03時12分 読売新聞)
自民党は1955年の結党以来、初めて衆院の第1党から転落し、政権の座も失った。
歴史的な大敗からの立て直しが課題となるが、議席を失った有力者も多く、 壊滅的な打撃を受けた党勢の回復は容易ではなさそうだ。自民党は今回の敗北を、「内閣支持率が低迷する中、民主党が掲げた 『政権交代』に対抗する主張を展開できなかったのが原因だ」と受け止めている。
安倍元首相、福田前首相がともに約1年で政権を投げ出し、自公政権への信頼が大きく揺らいでいたところに、 麻生首相が就任直後から誤読や失言を繰り返し、内閣支持率は何度か20%を切るまで落ち込んだ。首相は党内の「麻生降ろし」 を抑えて衆院解散にこぎつけ、選挙戦では民主党の政権担当能力の欠如を指摘した。しかし、 小泉元首相が進めた構造改革で従来の支持基盤を失い、足腰が弱った同党には、劣勢は挽回(ばんかい)できなかった。
党内には、「政・官・財が結びつき、経済成長で得た『果実』を国民に分配するような長年の自民党政治は、すでに 『制度疲労』を起こしていた」という指摘もある。菅義偉選挙対策副委員長は30日夜、党本部で、「自民党は長年、 政権の座にいて、ぬるま湯の中にいた部分がある。国民の目線から遠くなっていた」と語った。
麻生首相の辞任表明を受け、自民党は総裁選実施の準備を始める予定だ。 首相指名選挙を行う特別国会は9月中旬に召集される見込みだが、党内では特別国会前の実施は難しいという見方が出ている。 細田幹事長は31日未明、党本部で、「総裁選をしたうえで特別国会に臨むのは時間的に不可能だ。 総裁選は地方と党員の意見を反映する形がいい」と述べた。そのうえで、総裁選は9月下旬の公算が大きく、 特別国会には麻生総裁のまま臨むこともあるという見方を示した。
一方、首相は30日夜、党本部で、「できるだけ速やかに、地方組織、議員の意見も入れて総裁選を行い、 出直さなければいけない」と述べた。党幹部は31日昼に対応を協議する。
「ポスト麻生」には、舛添厚生労働相、谷垣禎一・前政調会長、石破農相らの名前が挙がっている。新総裁にとっては、 来年夏の参院選での勝利が当面の目標となる。
ただ、議席数が過去最少まで落ち込んだ状態で野党に転落することになり、 党が求心力を維持できるかどうかが大きな課題となる。
(2009年8月31日07時39分 読売新聞)
「長かったような、ね。でも、ようやくスタートラインにたどり着いた。これから、新しい政治、 国民の期待する政治を我々の考えで動かすことができる。感慨無量ですね」
衆院選の歴史的大勝から一夜明けた31日朝、民主党の鳩山代表は東京・田園調布の自宅に報道各社を招き入れ、 日本の政治に新たな一ページを記すことができた喜びを語った。リビングのいすに座って取材に応じた鳩山氏は、 幾分疲れをにじませながら、落ち着いた表情で質問に答えた。
「とてつもない多くの議席を与えられたが、強行して突っ走っていけばいい、という発想ではない。 数のおごりを捨て去らなければいけない」
308議席という結果におごらない政権運営を心がける姿勢を強調した。
経験の浅い新人議員が大量当選したことを聞かれると、「1年以上前から候補になった人がほとんどで、 国民の気持ちはそれなりに勉強している。小泉チルドレンみたいにはならない。知的レベルも意志も強い」と懸念を打ち消した。
午前9時40分過ぎ、小雨の中、傘も差さずに玄関を出ると、待ち構えていた50人以上の報道陣に 「わざわざお出ましいただいて」とはにかんだような笑みを浮かべて声をかけた。
「気分はどうか」と聞かれると、空を見上げて「天気とは違いますね」と一言。車で党本部に向かった。
午後には、岡田幹事長ら党幹部と人事や社民党などとの連立協議の進め方を話し合った。与党・ 鳩山民主党がいよいよ動き始めた。
(2009年8月31日13時53分 読売新聞)
民主党の鳩山代表は、党役員・閣僚人事を、岡田幹事長や小沢代表代行らと協議したうえで、慎重に進める考えだ。
旧社会党出身から自民党出身まで集まる「寄り合い所帯」の中で、微妙なバランスを保つ必要があると考えているためで、 首相に就任する鳩山氏にとって最初の試練となりそうだ。小沢氏の意向がどこまで反映されるかも焦点だ。
民主党幹部は31日、鳩山氏が「人事は一気に決めなければならない」という考えを示していることに関し、 「一気にやると言っても、実際にはポイントとなる人事から決めていくことになる」と述べ、 重要ポストは特別国会の首相指名選挙前に内定するという見通しを示した。
党内では、官房長官、外相、財務相といった主要閣僚に加え、政治主導で予算編成や外交方針などを決定するため、 首相の下に新設する国家戦略局の担当閣僚に注目が集まっている。
一方、小沢氏周辺からは、「衆院選大勝は小沢氏の力が大きい。人事で小沢氏の意向を反映するのは当然だ」 という声が漏れている。
小沢氏は、岡田幹事長や前原誠司副代表らを「肌合いが合わない」(周辺)と敬遠している。これに対し、党内には、 小沢氏に対する「アレルギー」も根強くある。鳩山氏が小沢氏の意向を重視すれば、党内にあつれきが生じるのは確実だ。 「手綱さばきを間違えると、鳩山氏は一気に求心力を失いかねない」(鳩山氏周辺)と懸念する声も出ている。
民主党は、1999年から、英国の「影の内閣」をモデルに、政権交代を前提とした「次の内閣」を決めている。ただ、 党内には「地味すぎて新政権にはふさわしくない」(中堅)という声もある。鳩山氏も30日夜、「次の内閣」の顔ぶれについて、 「(閣僚人事の)一つの元にはなるが、それを前提として考えるということではない」と語った。
民主党が連立相手として想定している国民新党からは、「重要閣僚で処遇されるのは当然だ」(党関係者) という声も漏れている。鳩山氏は社民党も含む他党との調整にも気を使うことになりそうだ。
(2009年8月31日12時56分 読売新聞)




得票率が40%と35%と25%の候補がいたとして、
定員が2名ならば2名が当選、1名なら40%の1名のみ。
ただ、これは国民の決断ですので、
与党も野党もこれを肝に銘じて、国民目線での政治を行ってもらいたいですね。
ところで、今度の内閣は巷で「鳩山・一郎」内閣と言われているみたいですね。
祖父の鳩山一郎元首相ではなく「鳩山」+「小沢」ということ・・・
小選挙区制度の特性というのは理解できます。二大政党的状況を目指して導入したのですから、そのようにもなるでしょう。
でも、日本の場合それでいいんだろうか、という疑問もあります。
>「鳩山・一郎」内閣と言われているみたいですね。
はは、うまい言い回しですねぇ。
「鳩山+一郎」ならマシですが、「鳩山<一郎」だとどうでしょうか・・・