日本国の国債や借入金などの借金総額が860兆円になっているとのこと。6月末現在の数字なので、 2ヶ月ほど経った現在ではもっと増えているはずです。
このうち、主に税金で返済する長期債務残高は581兆円。今年度末の、 国と地方自治体分をあわせた長期債務残高は816兆円ぐらいになる見通したそうです。
額が大きすぎてピンときませんが、816兆円を頭割りすると、人口を1.2億人とすれば一人当たり680万円。 生まれるやいなや、680万円の借金を背負うことになります。
4人家族なら2720万。何もせずとも住宅ローンを組んでいるのと同じですな・・・
明日の総選挙では民主党が勝つのでしょうが、鳩山党首いわく、公約が実現できるという4年後には、 確実に1000兆円の大台を突破していることでしょうね。
これほどの借金の上に私らの生活が成り立っている、そして借りた金を返すことを思うと、 先行きを明るく考えるのは難しいなぁ・・・・
asahi.com
国の借金860兆円 6月末時点、最悪を更新
2009年8月29日21時9分
国債や借入金など「国の借金」が6月末時点で過去最高の860兆2557億円になった。財務省が発表した。このうち、 主に国民の税金で返済する「国の長期債務残高」は581兆円。国民1人あたりでは約450万円となる。
国の借金は3カ月に1回発表しており、今回は3月末に比べて13兆7587億円増えた。 09年度は当初予算に4年ぶりの高水準となる約33兆円の新規国債の発行を盛り込み、毎月発行していることが響いた。 従来の最高額は昨年3月末の約849兆円。
自治体分も加えた「国と地方の長期債務残高」は、09年度末時点で816兆円に上る見込み。国内総生産(GDP) の170%程度にあたり、60〜70%台の米英仏独に比べて財政事情は厳しい。(生田大介)
ただ、国民の金融資産が1400兆円あることを考えると、
日本全体ではどうなんでしょうか。
地方の債務を含めると、恐ろしい計算結果が得られそうな気がします。
結果として、将来へつけを回すという自転車操業で成立しているのが今の我が国ですね。
国と地方自治体をあわせた「借金」は、国民の金融資産と同程度ぐらいなんでしょうかね。
自転車操業であることは間違いありません。
長期的に見通しを考えている政治家がどれぐらいいるのでしょうか。