2009年08月26日

上司が懲戒処分せず隠蔽したと言うが

 航空自衛隊の女性隊員(26歳)が密かに風俗店でアルバイトをしていたが、上司がそれがわかった後に懲戒処分とせず、 虚偽の理由で依願退職として処理していたことが発覚し、問題になっているようです。

 asahiの見出しだと、きっと防衛省・自衛隊の組織に対する批判だと思いますが、 記事の内容はちょっと歯切れが悪いですね。

 

 依願退職としたのは「まだ若い本人の将来を考えた」という説明で、一種の温情あっての処理ということですね。確かに、 重大な犯罪を犯しているようでもなさそうだし、20代半ばという年齢を考えれば、懲戒処分は将来に響く、と考えたのでしょう。

 確かに、組織の規律・法を守る、という点からは良くないことだし、他に重大な事案の隠蔽があるのではないか? という疑いのもとになるケースだとも思いますし、問題の上司と女性隊員の関係は実際どうなんだ、とか邪推したりもしますが、 今回の場合「温情」をかけるのがそんなに悪いとも思えません。

 それとも、軍隊としては規律違反は一切許さない、という態度の方が望ましいのでしょうかね。

 

 依願退職した女性隊員は、退職後、防衛省の関係機関に再就職し、風俗アルバイトも続けていたそうです。 せっかく気を使ってもらいながらも、本人にはあまり意味がなかったようですね。

 せめて、防衛省とは関係ないところに再就職していればこんなことにはならなかったかもしれませんが・・・なんだかなぁ・ ・・という顛末ですね。

 

asahi.com
女性空自隊員の風俗アルバイト、上司が処分せず隠ぺい

2009年8月26日18時32分

 航空自衛隊第3航空団(青森県・三沢基地)で昨年、空士長だった女性隊員(26) が風俗店でアルバイトをしていることが部隊内で発覚したにもかかわらず、上司の2等空佐から指示を受け、 虚偽の理由で依願退職していたことが明らかになった。

 防衛省の調査によると、元空士長は05年に入隊後、三沢基地で勤務していた。その傍ら、 07年初めごろから断続的に派遣型風俗店でアルバイトをしていたとされる。

 08年5月ごろ、同僚隊員が元空士長のアルバイトを知り、直属の上司の2佐に報告した。 アルバイトは継続した仕事ではなかったため兼業禁止規定には触れない可能性が高かったが、自衛隊法の 「自衛隊員にふさわしくない行為」にあたる。2佐は、 本来なら懲戒処分の手続きを進めるべき事案と認識していたのに処分の手続きをせず、元空士長に依願退職するよう指示した。

 元空士長は説得に従い「現在の部隊の仕事では自分が持っている情報処理系の資格がいかせないため」 という虚偽の理由で昨年9月に依願退職した。2佐はこうした経緯を一切伏せたまま、 上司の第3航空団基地業務群司令の1等空佐に「一隊員の依願退職事例」として報告し、決裁を受けた。 「本人の将来を考えて依願退職させた」と説明している。

 元空士長は今年4月、防衛省の関係機関に非常勤職員として再就職したが、その後も複数回、 青森市内の風俗店でのアルバイトを継続していたことが判明。同省は元空士長の処分を検討している。

 

 

posted by いさた at 19:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | 思い事(とほほ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
> 管理人様

ホント、これが別に普通の企業なら、大したニュースにもならなかったでしょうが、やっぱり公務員となると、そういうわけにもいかなかったようで・・・
Posted by tenjin95 at 2009年08月26日 20:52
>tenjin95さん

>やっぱり公務員となると、...

やっぱりそんなもんですかねぇ。

防衛省に関係ない再就職先なら、また違った結果になったのではないかと思いますが、そううまく再就職できないのが現実なのかな。
Posted by いさた@管理人 at 2009年08月27日 00:37
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