2006年02月01日

PiTaPaとICOCA

 関西では、電車やバスで自動車のETCに相当するような仕組みとして、私鉄連合がPiTaPa、 そしてJR西日本がICOCAサービスを展開しています。

 1/21から、PiTaPaとICOCAが相互に利用できるようになったのに続き、本日2/1、 PiTaPaの利用エリアが拡大しました。
 これまでは、阪急電鉄、能勢電鉄、京阪電車だけだったのが、今日からは大阪市営地下鉄、阪神電車、大阪モノレール、 北大阪急行と使えるようになりました。バスは、大阪市バスが使えるようになり、阪急バスと神姫バスも順次導入するそうです。

 

 これだけ拡大すると、大阪府の北半分や京阪神間は、PiTaPaとICOCAで、十分間に合ってしまいます。 私はPiTaPaの方ですが、どちらも端末にタッチするだけで改札できてしまうので、ETCと同様、 慣れてしまうとやめられなくなりそうな、便利なシステムですね。

 PiTaPaは、利用頻度が高ければ、定期券なみ、あるいはそれ以上に割引されるのでお得でもあります。
 ですが、体系がやや複雑で、割引システムが各社ごとに違います。私鉄連合であることの宿命かもしれません。
また、PiTaPaはポストペイ(後払い)ですが、JR線でICOCAとして使う場合は、 前払で料金をチャージしておかないと使えない(ICOCAは前払制)、ということになっており、 わかりにくいことが欠点と言えるかも知れません。

 さらに、ショッピングにも利用でき、 お財布ケータイ的に端末にタッチするだけで支払できる(JCBやVISAなどの、 普通のクレジットカードの機能も持っているので、こちらで支払うこともできる)ので、こういう点でも便利です。
が、盗難などでPiTaPaカードを無くした場合、利用停止手続完了までに、 PiTaPa機能で使われてしまった金額は自己負担しなければならないので、注意が必要です。

 

 その昔、スルット関西のプリペイドカードが始った時も、いちいち現金で切符を買わなくていい、というのは便利だな、 と思ったのですが、どんどん進化していきますね。

 

PiTaPa.com
http://www.pitapa.com/

JRおでかけネット−ICOCA
http://www.jr-odekake.net/guide/icoca/

 

posted by いさた at 22:52 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(なにわ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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