4年に一度開かれているラグビーのワールドカップ。2019年の大会は日本で開催されることが決まったようです。 今度は2011年のニュージーランド大会で、日本の開催は3大会後です。10年後ですね。
大会規模としては、サッカーW杯、夏季オリンピックに次ぐものだそうです。振り返って日本でのラグビー人気は、 というと大会規模に見合うところまでは達していないですね。
主催側としては早々に採算目標を掲げているようですが、 まずは日本国内の認知度や人気を高めて盛り上げていくべきでしょうね。確かに採算性を考えることは必要なのですが。
まあ、10年後なので、これから盛り上がっていくのかも知れませんし、関係者は努力が必要なところでもあるでしょう。
2016年の東京オリンピック誘致になんらかの影響が出るのでしょうかね。
YOMIURI ONLINE
ラグビーW杯、2019年に日本で開催
【ダブリン=大塚貴司】国際ラグビーボード(IRB)は28日、ダブリンでの理事会で、2019年のワールドカップ (W杯)を日本で開催することを決めた。初のアジアでの開催となる。
IRBは今回、15年と19年のW杯を一括して決定。15年には日本、イングランド、南アフリカ、イタリアが立候補し、 19年にはこのうちイングランドを除く3協会が手を挙げていた。IRB幹部で構成し、W杯を運営する「W杯リミテッド」 (RWCL)は6月30日、15年にイングランド、19年には日本を推薦した。
この日の理事会では、26人の理事のうち16人がRWCLの推薦案に賛成し、開催地が決まった。
4年に一度のラグビーW杯はこれまでに6回開かれており、サッカーW杯、夏季五輪に次ぐ規模を持つ。 前回の07年フランス大会は、約224万人の観客を集め、テレビ視聴者は延べ約42億人に上った。
(2009年7月29日00時14分 読売新聞)
【ダブリン=大塚貴司】2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)開催国に選ばれた日本の招致団は28日、 発表会場となったホテルで記者会見し、真下昇・日本協会副会長は10億〜15億円の黒字を目指していることを明らかにする一方、 当初の計画で会場候補としたシンガポールについて、見直す可能性を示唆した。
イングランドが15年大会で280万人の入場者数を見込んでいるが、真下副会長は「目標は同じぐらいのレベル。 それに向かって努力していく」とチケットセールスの目標を語り、「利益は10億〜15億円を見込んでいる」と明らかにした。
試合会場に関しては、日本からの遠さや暑さの点から、シンガポールは「一部から受け入れがたいという声もあり、 見直していかなければならない。難しいという気もしないではない」と、見直しを示唆した。一方、 香港については7人制大会が活況を呈していることから「マーケットが熟成しているので、簡単に放す手はない」とした。
(2009年7月29日12時03分 読売新聞)