今年の1月、中央大学の教授がキャンパス内で殺害された事件の犯人が捕まったそうです。元教え子の20代の男性とのこと。
事件発生当時は、死角をついたような犯行で手がかりらしきものがほとんど無く、かなり騒がれた事件だったかと思いますが、主に関係者への聞き込みから犯人逮捕へとつながったようですね。
逮捕に時間がかかりそうに感じていましたが、半年も経たないうちに見つかったのにはちょっと驚きました。
今のところ動機を話さないそうですが、メッタ刺しにしているところから、怨みによる犯行だと思われます。いったい、何を怨みに思って凶行に走ったのか・・・
YOMIURI ONLINE
中大教授殺害、元教え子の20代男を逮捕…警視庁
中央大後楽園キャンパス(東京都文京区)で同大理工学部教授の高窪統(はじめ)さん(45)が殺害された事件で、警視庁捜査1課は21日夜、高窪さんの元教え子で、中大OBの20歳代の男を殺人容疑で逮捕した。
男は調べに対し、殺害を認めた上で、「動機については今は話したくない」と供述しているという。
同庁幹部によると、男は今年1月14日午前10時20分頃、同キャンパス1号館4階のトイレ内で、高窪さんの背中や胸など数十か所をあらかじめ用意していた細身の和包丁で刺し、失血死させた疑い。
高窪さんは事件当日、午前10時頃に同館1階の管理室で鍵を受け取った後、同10分頃に同館4階の教授室に向かう姿が複数の学生に目撃されていたが、その約15分後にトイレ内で血まみれになって倒れているのが発見された。高窪さんは胸や背中などを、深い傷だけで約20か所も刺されており、搬送先の病院でまもなく死亡が確認された。
事件直後に同大留学生が、トイレから出てくる黒色ニット帽に黒のロングコート姿の不審な男とすれ違っていた。
同庁では、犯行時間前後に同館内にいた学生らから事情を聞くなどして不審者の割り出しを進めると共に、現場に残された大量の血痕や微物から犯人の割り出しを進めていた。執拗(しつよう)な刺し傷などから高窪さんに深い恨みを持った人物の犯行の可能性もあるとみて、関係者から事情を聞いた結果、男の関与が浮上した。
(2009年5月21日23時40分 読売新聞)
逆恨みではないかと思いますね。
拙僧も、ちょっとだけ教壇に立ったことがありますが、本当に様々な生徒がいます。無論、ほぼ全ての生徒は、一生懸命に勉学に励んで、自分の道を生きていきますが、ごくごく稀に、こういう生徒も出てしまうのかな?と言う感じです。なお、こういう事件が滅多にニュースにならないことからも明らかで、本当に稀なケースだと思います。
容疑者は、28歳のアルバイト社員だそうですね。
様々な生徒がいると言っても・・・・逆恨みにしろ、卒業後4〜5年も経っての凶行というのはどんな恨みなのでしょうね。
第三者が聞いたらとるに足らないような事か、もしくは理解不能なものか、どちらかのような気がしています。