男子200m背泳ぎで、日本の入江が、従来の世界記録を1秒ほども更新する新記録を出しましたが、 これが世界記録として公認されない可能性が出てきたそうです。
レース時に着用していた水着が、国際水泳連盟の認可を受けられず、一部修正して再申請ということになったから、 と言うのが理由のようです。
ルールのある世界で競っている以上、レギュレーションにあわないレースで出た記録は認めない、 というのは当たり前のスタンスです。
でも、大会の際に、「認可を受けた水着を選んで使う」わけではないのですね。大会の格や趣旨によっては、 テスト的に水着を使うことがあるんでしょうね。そうしないと、水着の開発も進まないでしょうから。
1秒も記録を縮めるというのは、そう簡単にできることでもないでしょう。入江選手の実力を疑うわけではありませんが、 水着の効果もいくらかあっったのかもしれません。
水泳連盟の判断はどうなるのでしょうね。日本人として、認められて欲しいと思いますが。
YOMIURI ONLINE
入江の200背泳世界新、公認されない公算も…水着がダメと
国際水泳連盟(FINA)が19日公表した202種類の水着認可リストの中に、男子二百メートル背泳ぎで入江陵介 (近大)が世界新記録を出した際に着用していたデサント社製の水着が含まれていないことが20日、分かった。
世界新の公認には水着の承認が必要となっているため、記録が公認されない可能性が出てきた。
FINAは認可申請のあった水着のうち、136種類については、 構造などを修正した上で30日以内に再申請するよう求めた。
デサントは20日、入江の水着はこの136種類の中に含まれているとし、「再提出が必要との回答を受けた」と発表。 同社の中西悦朗社長は「選手の皆さんには、大変ご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳なく思います。 残念な結果となりましたが、今後改良を続け、選手の皆さんが最大限のパフォーマンスを発揮できる水着の開発に努めてまいります」 とのコメントを出した。
入江は豪州・キャンベラで10日に開かれた競泳日豪対抗の男子二百メートル背泳ぎで、 従来の世界記録を1秒08短縮する1分52秒86のタイムで優勝した。AP通信によると、 同じく世界新を出した男子百メートル自由形のアラン・ベルナール(仏)が着用したイタリア・ アリーナ社製の水着も認可リストに含まれていない。
(2009年5月20日12時25分 読売新聞)
素晴らしい言葉だと思います。
学業優秀・ピアノが弾けて、料理もできて・・・女の子にもてる要素をいくつも持っていて、去年の流行語で言えば水泳王子とよばれるでしょうね。
なかなかの好青年、次のさらに記録を塗り替えて欲しいです。
言われるように、仮に公認されなかったとしても、また新しい記録をつくってもらいたいですね。
当然、レギュレーションに問題のない状態で。
スキーの板がダメとかいうのもたしか。
負けたくないのはわかりますが…大人げないというかなんというか。
新記録を出したことへの当てつけのような水着の不認可だったら、嫌らしい話ですね。
正々堂々、というのも時と場合に寄るのか。